
これは5年前の写真。顔がまん丸♪
ミレニアムベイビーなので、御年16歳と6カ月(たぶん)
2000年の5月に突然現れた彼女は、初め、鳴き声だけの存在だった。
まだ日によっては小雨の降る肌寒い春に、住宅街のどこからか鳴き声が聞こえてくる。
声のする方に観に行っても、尻尾しか見えず、隠れてしまう。
だんだん声がか細くなって、夜、その声が聞こえてくると心配で眠れなかった。
親猫はどうしているんだろう。捨てられたのかな・・。
やがて一週間がたったころ、我が家の置きエサに気がついてくれて、無事に保護され我が家の三匹めの猫になった。
てのひらサイズだった彼女は、ものすごいハイなテンションの持ち主で、猫じゃらしを追いかけて飛び跳ね、どこかに激突した拍子に前歯(しかも永久歯)をぐらつかせてしまい、生後6か月で「この歯はもうダメですね~」と早々獣医さんに引導を渡されたという・・。
後ろ足がふくふくしていて「ニッカポッカさち」とあだ名をつけられたけど、ここ数年は年寄り痩せしてしまい、自慢のニッカポッカはどこかへ行ってしまった。

後ろ足がガリガリ・・
俳諧をしてとんでもないところで用を足してしまうようにもなった。
先日も抱きながらPC作業をしているときに机にあがって、隅に行ったと思ったら怪しいポーズをしだしたので、あわてて抱っこをしたら私の上でジョジョ~っとやってくれた;(もう少しでマウスをダメにされるところだった)
夜中に急に鳴き続けたり
食も細くなってしまった。
今年の夏は危ないかも・・と、サチコのいる部屋はひと夏冷房をつけっぱなしにして、室温調節しながら飲み水を絶やさないように気をつけた。
どうにか今年の夏も乗り切ったけど、目に見えてやつれた彼女。
最近は自分で体や顔の手入れも出来ないらしくて、目ヤニや鼻水がこびりついたまま、取ってあげないといけなくなった。

そろそろ介護老猫である。
そして今日はペットヒーター↙の出番。

もっと寒くなったら、セーターの袖を切って、ベストを作ろう。
腰が抜けたら、おしめの出番だね。
長生きしてね。