おはこんばんちわ。
宙です。

毎日投稿すると言いながらまた暫く放置しました。
中々難しいですね。。

休日になにをしようかと。
社会人の方は結構この悩みを抱えているようです。

僕の場合は多趣味で、
困ることないなんてないなと思ってたんですけど、
気づいてしまったんです。

「どれにもお金がかかる...」と。笑

ダーツは基本どこのお店も夜からだし、
カラオケは土日祝日になると急に高くなりやがるんですよね笑


そんなこんなで横須賀の街をプラプラしてたんです。
横須賀中央には「三笠通り」なんてちょっとした商店街があるんです。

あ、横須賀って「ドル街横須賀」なんて言って
ドルが使えるんですよ‼️
(僕も初めて知りました。笑)
って言ったところでドルを持ってて使いたいなんて人がいたらぜひ横須賀に遊びにきてください✨

話がそれました。笑


その三笠通りの入り口にはタリーズがあって
サンマルクカフェがあって、ブックオフがある。
商店街と並行して走っている大通りの向かいにはカラオケ館があって、
三笠通りの出口にはまねきねこがある。

要は僕にとって遊園地みたいなところなんです🎡


ってことで、
今日はブックオフで買った100円の小説を片手に喫茶店に篭りました笑

ついでにレビューなんかもしてみようかと思ったので
「休日のライブラリー」としてシリーズ化しようと思います。


今日読んだ小説はこちらです↓↓


at home/本多孝好

僕が大好きな小説家さんの本です。

本多さんの「moment」や「will」は高校の時に愛読してて、
久々に読んでみようと思いブックオフで手にしました。

「アットホーム」と聞くと、
休日の遊園地にいるような微笑ましい家族や、
仲良く和気藹々としたような職場
そんな時に使う良い言葉なイメージがありますよね。

この本も、素晴らしい家族のカタチを題材にした小説となってます。

少し内容を紹介します。

この小説は短編集のようになってます。


それぞれがだいたい50〜70ページくらいの短いお話なので、
イッキに読むも良し、通勤電車の中で読むにもちょうどいいくらいの長さになってます。
(飽き性な僕にもピッタリです。笑)

今日は4つ題材があるうちの上2つを読みました。


そもそもなんでこの小説だったのかというと、


このハイライトです。
前述した「アットホームさ」とは違う物々しさすら感じちゃいました。
こういう本は気になっちゃうのです。

しかも100円!
これは特しかないです笑


僕は思春期は来なかったのですが(たぶん...)
家族が鬱陶しかったり、蟠りがあったりする時って
あると思うんですよ。

この小説のどの章とは言いませんが、
こんな一文がありました。

レジャー施設の入園口へ流れる家族をみて、
「どの表情の裏にも幸福な家族の情景が潜んでいるように思えた」
としながらも、
「その家族たちの姿が、俺には作り物のはかないガラス細工のように見えた」
と書いているのです。

ね?平和じゃないでしょ?笑

ただその中にいろいろな家族のカタチがあって、
側から見ると幸せそうな家族でも
分かりあえているようでわかりあえていない。
血は繋がっててもそんな繋がりはとても脆いもので、
ちょっとしたことですぐに崩れてしまう。
家族に相談ができないことがある人もいるでしょう。
家族なのに無関心なんてこともこの時代にはあるのかもしれないです。

だからこそわかりあえなくても
わかりあおうとすることが大切なんだということを
伝えてくれようとしてるのかなと思った作品でした。

親の無関心に苦しんだりしてる人は、
その寂しさを補ってくれる大切な人がきっと側にいるはずです。

人によってアットホームという言葉は、
受け取り方がだいぶ違います。
今、目の前にいる大切な人と紡ぐ時をどう過ごすのかを
これからぼくは考えようと思います。


長々と失礼致しました。
もし興味のある方はこちらをチェック!


こんな感じで、
初めてブックレビューを書いて見ました。

他の人が書いているブックレビューなんかも参考にして、
ちゃんと文章で伝えられるようになれたらいいなと思います。

この企画は続くといいね笑
それではまた🖐

adiós!!