一昨日の夢苦くて甘い夢。僕の心にいつまでも居る、あの人。あの人が、僕の手のひらに、自分の手のひらを重ねて、繋ぐように、摩るように、動かして。僕はとても心地良く、嬉しく、幸せで。あの人、僕の顔を覗き込んで、「笑ってる、気持ちいい。」って、子どもみたな顔して笑った。よく知ってる、懐かしい顔。手から溶けて、一つになりそうだった。中途半端に、都合のいいように、できた夢だった。今あの人どうしてるかな、元気で、幸せに居てくれたらそれで良い。こんなこと思ってるのは、きっと僕だけなので、ちょっとさみしい。