計画 問題22164
事務所ビルにおいて,空調負荷の低減を図るために,
氷蓄熱システムからの冷風を利用して夜間に躯体に蓄冷させ,
昼間に躯体に吸熱させるナイトパージを採用した.
ですが、間違いが二ヶ所あるような気が…。
まずは、ナイトパージ(夜間外気導入方式)の意味から
合物より
夜間のうちに室内にこもった熱気を外気と入れ替えることで
外気(冷気)を建物躯体などに蓄冷し,昼間の冷房負荷を
下げる方式である.
参考書等より
外気温が低下する夜間に、外気を建物内に導入して躯体を
冷却し、昼間の空調負荷を低減する方法であり、外気との
温度差(自然エネルギー)を利用して蓄熱(蓄冷)を行う
一般に、夏期に夜間の外気を導入して、昼間に躯体に蓄熱
された熱を排除し、翌朝の冷房の立ち上りをよくする方法。
ナイトパージは、外気冷房方式と同様に、冬期や中間時に
おいて冷房を必要とする場合にも有効である。
よりまずは
ナイトパージは、自然エネルギーを利用する方法であり、
氷蓄熱システムなどは用いない=利用しない
(併用はあり)
つめは、悩み所ですが、
昼間に躯体に吸熱させる とありますが、
夜間に躯体に蓄熱(蓄冷)させる ではないのかな~
と思ってしまいます。
結果的に、
蓄熱させた熱は、昼間に放熱させ
蓄冷させた熱は、昼間に放冷されて ≠or≠ 吸熱される
って事になる
「合物」でナイトパージで検索 計画 22164 以外に
設備 08191 ・ 21134 ・ 25034 が Hit
設備で昨年出ているので、出題率は小さいかな?
08191と21134は同問
外気冷房方式やナイトパージ(夜間外気導入)方式は,
内部発熱が大きい建築物の中間期及び冬期における
エネルギー使用量の軽減に有効である.
25034
ナイトパージは,外気温度が建築物内の温度以下となる
夜間を中心に,外気を室内に導入することで躯体等に
蓄冷する方法であり,冷房開始時の負荷を低減し,
省エネルギー化を図ることができる
上記は2問共問題です。
何か、他年度の問題文と解説を見ると、2か所間違っている様な
気がしてなりません。
だれかわかる人がいれば教えてくださいm(_ _ )m