続き
ヘルニアの手術は成功したのですが、ミコの場合、脊髄の損傷が激しく、まだまだ予断を許さない状態でした
脊髄軟化症の可能性もまだあるので入院することになりました
毎朝9時に病院に電話をし、ミコの様子を教えてもらいました。
夕方6時には面会に行っていたのですが、朝確認しないと一日落ち着かなく、仕事が手につかなくて…
連絡をして「脊髄軟化症の症状が出ていない」といわれると本当にホッとしました。
入院2日目に、M君ママからお守りが届き、先生が病室に貼ってくれました。
入院3日目に「少し食べムラが出てきました」と言われ、犬生で一回もごはんを残したことがない食いしん坊のミコが…と耳を疑いました。
そして調子が悪いのかもしれないと不安になりました。
ごはんは病院で用意したものを食べていたミコ
普段食べているフードとトライプを持っていくことにしました。
いつもパパと駅で待ち合わせをして面会に行っていたのですが、この日はパパが仕事帰りにブロッコリーを買って茹で、冷蔵庫にあったカボチャも持ってきてくれました。
病院に着くと、ちょうどごはんを残しているミコがいました。
先生にいつも食べているごはんを持ってきたと言うと食べさすように言われ、興奮しているミコの口に入れると、パクパク食べ始め、持って行ったごはんを全部食べました。
先生に「いつも手作りですか?」聞かれたので、そうだというと「そのせいで食べなかったのですね…」と。
入院時、緊急過ぎてごはんのことまで考えていませんでした。
ミコはアレルギーが無いのですが、アレルギーがある子なら必ずごはん持参しますよね。
でもこの食べるということはとても大切なことで、先生にも「食べれることは良い兆候」と言われました。
この日以来、ミコのために毎日ごはんを運びました。
夕方その日の夕ごはんと翌朝のごはんを持参。
お弁当(ごはん)作りは楽しくて、昔好きだったTHE BOOMの『星のラブレター』の替え歌(今話題ですが)で、
ミコにィ~会いに行くよォ~~
ミコに会いに行くよォ~~
と歌いながら、ぷぅちゃんに味見をしてもらいながら作りました!
ミコも徐々に入院生活に慣れ、この頃から日中少し眠るようになってきました。
前足だけで歩くので足がパンパンに張るので面会時にマッサージするように言われ、夕ごはんの後はマッサージをしてから帰っていました。
会いに行くと大興奮で息が上がり、今は安静なのでちょっと心配になったのですが、先生からは「面会はメリットしかありません」と言われたので必ず会いに行きました。
傷跡が直線ではなく半円のような形をしているので聞いてみると、
入院4日目には手術をした院長が来て「まだ確実ではないですが、
それでもやっぱり嬉しかったです。
排便コントロールが出来ないので、ウンコの回数が多いのでお尻が
先生も「麻痺のせいで肛門が出ているのと、緩くなっているので頻
最初に行った病院でも打った点滴
先生に薬の効果を聞くと、脊髄の回復を助けるようなお薬といって、家に帰ってから調べると『炎症の連鎖を断ち切るお薬』と書いている獣医師のブログを見つけました。
ステロイドは使用していなく、抗生剤の注射を打っていました。
毎日お風呂に入る前に鏡を見ると、顔中にミコの毛がついているのがとっても嬉しかった
入院5日目には優也と佳奈ちゃんも面会に来てくれて、ミコは大興奮でひっくり返るんじゃないかと思うくらいでした。
初めて病院に行った日、心配でぷぅの写真の入ったお守りを持っていったのですが、どこに入れたか分からなくなっていました。
何度も探しても見つからなかったカバンからポロンと出てきたので、病室にM君ママからもらったお守りの隣に貼りました。
入院6日目は日曜日で、面会が午前中までだったのですが、優也が面会に連れて行ってくれました。
いつものようにベロ全開のミコが待っていて、おやつで持って行ったリンゴを野生丸出しで食べていました。
看護師さんに「全然吠えなくておとなしくておりこうさんです。たまに目が合います。」と教えてもらい、触られるのが大好きなので、たまに触ってあげてくださいとお願いしました。
入院7日目になると「術後約1週間なので前足に麻痺が出ていないので脊髄軟化症は大丈夫でしょう。そろそろ退院の予定を立てましょう。」といわれ、2017/1/18の夕方を目標に調整することになりました。
先生から再度説明を受けました。
「骨に穴を開けてその穴から飛び出したヘルニアを切除した。開けた穴も開いたままの状態。この先塞がることもない。」
カルシウムなどを積極的に摂った方が良いかと聞くと、フードに含
ただウチはハーフ手作りなので、ヨーグルトなどで摂取しようと考えています。
ミコがずっと打っているエラスポールの点滴を退院後も続けたいと話すと「魔法の薬ではないので意味はない。既にやめても良い時期に入っているが、まだ薬があるので明日くらいまでは点滴をするので十分である」と言われました。
(後から調べると、人間でも14日以内しか打てない薬みたいです。でもヘルニアのあるご家族はこの薬の名前を覚えておくといいかもしれません。)
先生から「もちろんリハビリは頑張って欲しいのですが、グレード5 で脊髄の損傷もあり、ここまで回復して命(いのち)が助かったことだけでもすごい事。正直、あそこまで脊髄の損傷がはっきりとMRIに映っている場合は手術をしない判断をする状態であった」といわれました。
入院8日目私たちを見て喜び過ぎてケージ内の水をこぼすミコ
ごはんを食べ終わると抗生剤の注射を打つ。
もうエラスポールの点滴は終わっていました。
先生に術式を聞くと片側椎弓切除術(ヘミラミネクトミー)と言っていました。調べてみると腰椎椎間板ヘルニア手術では一般的な術式のようです。
30分ほど面会をし、ミコをケージに入れるとまた水をこぼしてしまいました。
先生に「ご家族が帰るとしばらく落ち着かなく遠吠えをしているので、落ち着いてからケージ内を整えておきます」といわれました。
【2017/1/18】
退院
リハビリ方法
《起立位》 普段4本足で立っている姿を10~20秒キープ 数回/日
《自転車漕ぎ運動》 自転車を漕ぐように足を動かす
パットを床に必ず着け、足を回すように大きく動かす
普段足を動かしているのと同じ動き 20回/set 1日に数回
「リハビリが出来ない日があっても自分を責めないように」と言われる
お尻の周りは排泄のたびに洗って清潔に
お留守番の時は仕方ない
尿は排尿障害があるので、膀胱炎になりやすい
膀胱炎になると汚れたオシッコが出て匂いもきつくなる
排尿障害は、常に少しずつ出てしまう場合と自力で出せない場合がある
圧迫排尿を憶えて出してあげるようにする
朝、夕、寝る前の3回はやる
1週間はゲージレスト
リハビリは1ヶ月続けて経過を診る
1ヶ月の間に何らかの回復が診られない場合は車椅子やカートを検討する
待合室で再会した
ミコの目標
生きること
ごはんを食べること
麻痺が出ないこと
家での生活になれること
一緒に寝られること
オシッコが出ること
リハビリで筋肉をつけること
立てるようになること
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