2017/1/10
我が家の大切な命(みこと)が椎間板ヘルニアグレード5発症
進行性脊髄軟化症疑い
16:00 緊急手術
いのちは助かりましたが、下半身に麻痺が残りました

同じ病気で苦しんでいるお友達のため
また同じ病気にならないために
今日までの経過をここに記載します
詳しく書くので文字数はかなり多めです

いきていることがほんとうにしあわせ

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続きです

【2017/1/10】

4:00 パパが仕事に行くのをちゃんと見送る

「病気に負けるなよ!」とパパに言われるとペロッと顔を舐めた

検査があるのでいつもパパに貰うクッキーはお休み

パパが仕事に行くと20時間以上ぶりにオシッコが出た!

楽になったのか1時間くらい眠る

呼吸安定

ミコの息が聞こえる距離で私も眠りました

 

6:00 朝ごはんを準備しているといつものように喜んでいるミコ

検査があるからミコは食べれないので、ぷぅにこっそり食べさせようとしたのですが、ミコのそばを離れられなく、いつもの場所にぷぅのごはんを置く

ぷぅが食べ始めると、自分は当たらないと分かったのかそっぽを向いて見ないようにしている

食べ終えたぷぅがミコに近づくとムキムキと怒っていた

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脊髄軟化症はヘルニアグレード5と診断された子の3~11%が発症とネットに書いてありました
こんなに元気なミコがその中に入ってるかもしれないなんて本当に信じられませんでした


8:30 麻痺してから出来なかったブルブルと体をゆすることが出来た

8:40 佳奈ちゃんが迎えに来てくれてオムツを履かせ行く準備をする

ぷぅが自分も行くと騒ぎ、無理やりドアを閉めストッパーで塞ぐ

中で暴れている音がした

9:00 かかりつけ病院院長受診
通常の診察は10時からですが、緊急事態なので診療してくれた

膝をハンマーでコツンと叩き反応を診る

反応良く動いている(これが良いのか悪いのかは確認しなかった)

院長から「僕の同級生に腕のいい神経専門の獣医がいるから今から行きなさい」といわれた

そして「支払いは要らないし、時間がないから紹介状はメールで送っておくので直ぐに向かいなさい」と言ってくれた

10:00 神経の病院到着

10:20 院長受診

ミコを床に置いて動きを確認

その後診察台の上で触診

オシッコがたくさん出てきた

体重8.9kg

スコアシートのようなものに現段階のレベルを書く

後ろ足はほとんどゼロだけど前足は数字が入っていた
足の指を1本ずつ鉗子でつねって反応を診たが、左は少しだけミコが首を傾げたが右は無反応
昨日まであった指先の感覚が無くなっている

背中も鉗子でつねってどこまで反応があるかを診る

肛門の反応も診る
この時点ではまだ肛門の収縮はある
ここまでずっと無言で診察

検査をするので廊下で待つように言われる

 

レントゲンを見ながら説明

犬は頭から肩にかけての頚椎は骨が7個、肩から腰にかけての胸椎は骨が13個、腰から尻尾にかけての腰椎は骨が7個ある


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(画像はネットから引用)

頭の方を先頭に1番2番と呼ぶ
ミコは頚椎の67番と胸椎の12番の骨がつぶれてくっ付いているようにみえる
同じように胸椎と腰椎の骨のつなぎ目もくっ付いているようにみえる
「フレブルは10頭いたら9頭、もしかしたら10頭いたら10頭骨が奇形の犬種である。この子が特別ひどい奇形というわけではない。背骨が曲がってる子もいる。この子レベルの奇形の子はたくさんいる。」と言われる
何万頭と診ている先生がいうのだからそうなんだと思う
「フレンチブルドッグはそういう犬種で、奇形がありながらも骨のバランスを取っているが、何かの拍子でそのバランスが崩れると、一気にヘルニアが進行する場合がある」といわれた

ヘルニアによって脊髄が圧迫され、脊髄の流れが悪くなり麻痺が起こる


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(画像はネットから引用)

脊髄の圧迫を取ってあげると改善することもある

紙に書きながら丁寧に説明してくれる

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ヘルニアのグレード5

選択肢は3

MRI検査をしてそのまま手術
 グレード5である以上、麻酔のリスクとかを考えている余裕はない

手術をしても、命(いのち)が助かるかは50

犬の場合、脊髄の損傷が激しいと圧迫を取り除いても損傷が広がり、脊髄全体が溶けるように軟化していく脊髄軟化症になる

治療法は見つかっておらず、徐々に体中に麻痺が広がり、前足も動かなくなり、肺を動かす筋肉も動かなくなり、呼吸が出来なくなり死に至る

また術後、脊髄軟化症が回避されても、歩けるようになるかは50

以前のように歩けるようになることは難しい

立てるレベル、オシッコが出来るレベルなどいろいろ

フレブルの場合は手術をしても歩けないことがほとんど

MRI検査後、検討して手術

フレブルは骨の奇形が多いので、手術前に検討が必要になる可能性がある

その場合は一度自宅に戻り再度日程調整

MRI検査のみで自宅に帰る

MRIで既に進行性脊髄軟化症と判断できた場合、手術はせずに自宅に戻る

 

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今回の麻痺はやはり馬尾症候群ではなくヘルニアによるもの

通常のヘルニアは悪くなってある程度で進行が止まるが、ミコの場合は短時間でどんどん進んでいるので、先生の経験からみても厳しい状況で、かかりつけ病院同様、進行性脊髄軟化症を疑うと言われる
血液検査の結果は異常なし

11:00 ミコを残し一度自宅に戻るように言われる

 

自宅に着くとぷぅがミコを探しているのが直ぐに分かった

ぷぅはミコのことが大好きだから仕方ない

ミコを包んでいた毛布の上で眠り始めるぷぅ


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ミコが汚してしまったものを全て洗う

帰ってきた時にキレイな毛布でゆっくりさせたい

ミコはキレイ好きで、ウンコが出るといつもすごいアピールをしてくる

麻痺が出てからもウンコが出ると鼻息で教えてくれて、ヒョコヒョコ動いてウンコから逃げていた

だからキレイな毛布じゃないと休めない


13:00 かかりつけ病院にお礼の電話をする
職場に明日も休みたいと連絡をしたら「(私の名前)さんにとっては我が子と同じ。出来るだけそばについててあげてね。」と快くお休みをくれた

14:00 ミコが帰ってきたら看病があるので少し寝ることにした

15:00 パパ帰宅 一通り説明

15:40 神経の病院から連絡
「腰椎の12番が完全にヘルニアになっていて、きっかけはこの12番。ただなぜか4番の上の脊髄が損傷し麻痺が出たと思われる。4番の脊髄がどの程度損傷しているかによって今後は変わっていくが先ずはこのまま手術をします」
手術をしないことには何も始まらない!
初めから選択肢は①しかなかった
手術をしてもらえることが本当に嬉しかった
麻痺が出てからここまでおよそ30時間
72時間以内はもちろん回避出来たし、48時間以内なのも嬉しかった!
直ぐに帰ってこれると思っていたので、ミコを迎える準備をすることにした 

18:00 病院からの連絡が待ちきれず電話をする

「まだ手術中です。まもなく終わると思うので、終わったら院長から連絡をします」と言われる

18:30 院長から連絡

「ヘルニアは綺麗に取り除けました。まだ目が覚めていませんが面会は出来ます。」と言われ慌てて病院に行く

19:00 病院着

既にベロを出して起きているミコがいる


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院長から説明

腰椎の1番と2番の間にヘルニアがあり、脊髄を圧迫している(左◯)

4番の上にある脊髄が白く映っていて損傷していることが分かった(右◯)

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(『脊髄軟化症画像』とネット検索するとこの白い部分がもっと広がった画像が出てきます)

ただし4番の骨は異常がなくヘルニアもなし

原因は分からないが、12番のヘルニアが影響して4番の脊髄が損傷したものと考えられる

・ヘルニアは良くなったが歩けるかは不明
・リハビリをしてもどの程度回復するかも不明
・フレブルは前足の筋肉が発達しているので、逆立ちをしながらも歩く子がいるので、車椅子を使って走ることが出来るようになる可能性はある
・これから脊髄の損傷がどの程度進むかも不明
・心臓は問題なし

以上が先生に言われた説明

 

薬で何とかならないのかと聞くと、回復するようなお薬は入れているが、どこまで回復するかは分からないといわれる

前足に麻痺が出てくると脊髄軟化症の可能性が高い

1週間進行が診られなければ恐らく大丈夫

ただし今日良くても明日が悪くなることもあるので油断は出来ない状況と言われる

このまましばらく入院となる

 

術後30分と思えないくらいミコは元気で、長い舌を出しながら、興奮して私たちを見ていました

私たちが来ると前足でグイグイやってきて本当に可愛かった!


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もちろんぷぅも行きました

こんなに元気なのに、まだ脊髄軟化症の可能性がぬぐえないのが信じられませんでした

背中の大きな傷が痛々しい


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続く

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