女優さんを志す知り合いの娘さんとお話しをしている時に、時代劇も出来るよう
に日本舞踊を習っていますと聞き、他には?と言うと、それだけとの事でした。
確かに日本舞踊を習う事も必要ですが、よく観て頂ければ分かりますが、日本舞
踊のシーンだけでは有りません。

私が時代劇で最も難しかった事は、所作です。
襖や障子の開け閉めや、お茶の出し方、注ぎ方、座る時、立つ時、様々なシーン
で必要です。

それら全てが含まれる習い事は、茶道です。
茶道は習っておいた方が良いです。

それと、お裁縫(和裁)と包丁の使い方です。
母がお裁縫が得意で、姉と私は幼い頃から、縫い物を母から教わりました。
お料理も、母仕込みです。
今でも、ミシンに頼らず縫い物は、手縫いでチクチク縫っています。

自然と身についた事も有りますが、茶道等は養成所で初めて習いましたので、四
苦八苦致しました。
現在も、日本舞踊と茶道、三味線を習っています。
ただ習うのでは無く、1つ1つの所作を美しく見せる為でもあります。
時代劇所作は、女性らしさの基本だと思います。

フランス料理のマナーも所作の一つですね。

日本人なら、お箸の上げ下ろし、使い方も基本が有り、身につけて頂きたいこと
です。

と偉そうに言っていますが、昔は叱られてばかりでした。
撮影現場で、カメラさんから「松本ぉ!がに股になってんで!」と大声で注意さ
れたり…ねっ!

監督さん、カメラさんを始め、スタッフの皆様に注意され、叱られながら育てて
頂いたと、感謝致しております。


と言う事で、時代劇を志す女優さんには、私の失敗談(時々、武勇伝)を、お話し
したり、今後やりたい事を聞き、時間とお金が許せば、歌舞伎や舞台を観て、時代劇を観る時は芝居もですが、立ち居振る舞い全てを観察して下さいね、と言いました。

現在私は、歌舞伎俳優さんに、日舞や茶道、三味線等をご指導頂いております。
何十年も前から、N〇K時代劇の所作指導もされている方です。

私は、役者で在るなら、時代劇も現代劇も出来る役者で在りたいです。


舞台、映画、TV全て経験させて頂きましたので、どれも魅力があります。


よく特技は?と聞かれますが、特技はご座居ません。

今だ私は未熟者です。
これからも、学ぶべき事は多く有ります。

生涯勉強です。
今夜、放送された。
二夜連続SPドラマ

「球形の荒野」前編


2時間、見入ってしまいました。


昭和39年(1964年)
東京オリンピックの年に起こった、ある事件を、戦争体験者の刑事と、戦争を知らない若い刑事が、事件を追って行くミステリーです。



田村正和さん

江口洋介さん

生田斗真さん


世代の異なる俳優さんの夢の共演。

皆さん色気のある俳優さんばかりで、それだけでも十分楽しめますが、作品が素晴らしく、吸い込まれる様な感覚でした。


風吹ジュンさん

木村多江さん

と、あの時代が似合う女優さんが、しとやかに華を添えていらっしゃいます。



原作も読ませて頂きましたが、重く難しいストーリーのはずなのに、それを感じさせない展開。
迅速でもあり、しかし静かに話しは進んで行く。



脚本が丁寧で、台詞使いが素敵でした。

原作、脚本、演出、俳優がピタリと決まった感があります。


前編が終わったところですが、明日夜の後編が、どのような結末を迎えるのか、期待が膨らみます。


1964年、私が生まれた年です。

縁を感じる作品です。


「球形の荒野」後編
明日27日、夜21:00~

リアルタイムで観れますように。


今、本ばかり読んでいます。



興味を持った色々なGenreの本です。



来年2月の舞台で公演される。
三島由紀夫の戯曲
「サド侯爵夫人・わが友ヒットラー」何度も読んで、台詞を全部入れて、自身が舞台で演じている気分で観てみたいと思います。


他にも3冊待機していますが、興味を引く本が有れば、読んでみたいと、暇があれば本屋さんを覗いています。


ネットも良いかも知れませんが、私は紙の本が大好きです。