ひぃ子がおちゅばんの手をひいて、大きな交差点を渡ってしまう…
そんな夢をみた。
場所や設定、内容があまりにリアル過ぎて夢だと全く気付かなかった。
二人が交差点を渡っていることに遠くから気付いた私、直ぐに現場へ向かって走ろうとするが思うように足が進まない。
交差点を渡り切ったひぃ子は母がそばにいないことに気付き、慌てて辺りを見回しながら私を呼んでいる。
取り乱したひぃ子はきっと赤でも信号を渡ろうとするに違いない。
「そっちにいなさい!」大声でそう叫んでも、ひぃ子には聞こえていない様子。
ーーーむしろ、聞こえていない方がいいのかも。私を見付けたら、信号に関係なく走り寄って来てしまう。そんなことを考えながらもやっぱり叫ばずにはいられなくて、必死に叫びながら走っている私。
交差点に私が辿り着く前に、いよいよ信号が赤に変わる。
もうダメだと思った瞬間、信号の手前で両者線とも車が途切れていることに気付き、私は必死でそこを横断する。
ひぃ子は私に気付き駆け寄ろうとするが、転んでしまいおちゅばんの手を離す。
転んで泣くひぃ子、今度はおちゅばんが反対側の信号へ走り出す。
私は泣いているひぃ子に声をかけつつ横を素通りし、先におちゅばんの元に走り、おちゅばんを抱き上げてようやくひぃ子の元へ…
夢とはいえ二人とも無事で良かった。
最近、二人とも足が早くなったので本当に気を付けよう。
怖い夢だった。