住んでいる地域ではヘルメット治療をしている病院は少なく、通いやすいところという条件で一択で病院を選びました。
先生が娘の頭を触って、開口一番、
「なんだー、大したことないんじゃない?」
この一言を聞いて全身の力が抜けました。
私は何をくよくよしていたんだろう。もっと早く診察を受ければ良かったと。
そして先生がおもむろに白いコンパスのようなもので頭の形を測り始めました。
「斜頭は大したことないですね、って言っても中程度か。短頭の方が1.0を超えてますね。最重度です」
え?絶壁がそんなに酷いとは、、、
娘の髪はふさふさなので、丸みを帯びているように見えます。先生の次の一言で、私はカミナリに打たれました。
「もう5ヶ月でしょ?ここから自然に良くなることはないです」
え?おにぎりのように丸くなるんじゃないの?今まで聞いてきたことはなんだったの??
先生曰く、良くなるのは生後3ヶ月4ヶ月までの月齢が低い赤ちゃんで軽度のみ。それ以外は大人になっても歪みが残ると。
「まぁ、ほとんど見た目の問題なのでゆっくり考えてください、良いお年を〜」
先生から料金表をもらいましたが、霞んで見えました。目先の出費より、娘がコンプレックスに思わないかが気になりました。
私の気持ちはもう決まっていたのです。