それからどれくらいの時間二人は
そうしていたのだろう...
張り詰めた空気を払うかのように
俺はとうとう我慢できなくなって
彼女の方へ顔を向けた。
そしてそれまで漫画本を国語の教科書
でも読むかの如く生真面目に音読していた
マヌケな俺はある重要なこと
にようやく気が付いた。
『スーピー スーピー
Zzzz...
』
彼女… 寝てる… フツーに寝てやがるwwwww![]()
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ギャア゛ァァァァ━━ΣΣ(゜Д゜;ノ)ノ━━!!
『オイオイ、これからだろッ!!』
完全に肩透かしを喰らった俺。
まさかこの展開で寝るなんて...

ありえねぇww

やはり彼女の方が一枚も二枚も上手だった。
でも今こうしてまた彼女の寝顔を
見つめているという現実が何とも嬉しかった
まるで夢のようだった![]()
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むしろそれが覚めない夢ならば夢でもいいとさえ思った。
結局俺は彼女の気持ちを言葉で確かめることが出来なかった。
なんともマヌケな話だが、俺はそれで十分だと思った。
だから俺は寝ている彼女の瞼に
やさしく”おやすみのkiss”
をして、彼女を起こさぬようそっと部屋を後にした。
それから俺は隣の部屋のソファーに横たわると
まるで夢のような現実の世界にしばし陶酔しながら
深い眠りに付いた...
