ものすご〜くご無沙汰致しました。
と言う事で、
久々に心を揺さぶられ、
ブログに書き残して
おきたくなりました。
私が参加している
マスタークラスって、
皆様が想像する
キレッキレのクラスではなく、
アマチュアの匂いがする、
ゆる〜いクラスなんだけど。
先生は日本語ネイティブな
フランス人で、
ヘアスタイルは
ハービー・ハンコック風。
本業オルガニスト。
風貌はその辺にいる、
外国人のお兄さん。
なのに、音楽の知識の幅広い事。。。
私はリストの曲を
持って行ったんだけど、
「この曲はどんな曲?」
「ここはどうしてそう弾くの?」
って質問攻勢。
特に理由なんて考えてない。
楽譜にそう書いてあるから。
でも言われてみると、
書いてない事までやってる。
余計なaccelerand,
自覚のないaccent,
リストだからって思い込みの、
上行アルペジオのテンポアップ。
作曲者は一つも指定してないよ。
おまけに3連符と普通の八分音符が、
同時に存在する、
複合リズムの意識もなく。
音符の多さが示す情報量の多さで、
何の意識もなく弾いてしまうと、
曲全体に流れるリズムが崩れ、
途中で辻褄が合わなくなる。
深く学んでいる人からすると、
チ・ン・ケなリストを弾く日本人、
にしか見えないんだろうな。
リストが何歳位で書いた曲か、
人前でロックスターのように、
超絶テクを見せつける時代を終え、
宗教の領域に入って行った彼は、
奏法が変わってゆく。
そんな事まで思考が至らない。
西洋音楽の歴史の層の厚さを、
遠く離れた日本の地で、
少しだけ思いを馳せる。
そして底の浅い自分の演奏を、
深く深く思い知る、
特別な時間になりました。
