昨日のことだが、ソフトバンクモバイルの新商品発表会があり、Ustreamで中継 された。僕もある程度視聴させてもらったが、印象的だったのは孫さんの異様なまでのTwitter、Ustreamへの情熱だ。
そしてその情熱を裏付けるように、ソフトバンクは夏モデルで新機種すべてに標準でTwitterアプリをプリインストールすると発表した。
全機種Twitter対応、13Mカメラ、ガンプラケータイも――ソフトバンクモバイル 2010年夏モデル発表
ツイッターケータイ。孫氏いわく、略して「ツイケー」をこれから流行らせていきたいのだそうだ。
さて、まぁそんなネーミングはさておき、ソフトバンクがTwitterを大きく戦略に掲げたことには、モバイル業界だけではなく今後の社会全体においても大きな意味があるように思う。
Twitter はご存じ、140字以内の「つぶやき」を発信するソーシャルネットワーキングサービス。現在、世界中で1億人以上、日本国内だけでは500万人以上の利用者がいるらしい。もちろん現在もその数は増え続けていると思われる。表面上このサービスは各自が自由につぶやくだけのシンプルなサービスであるが、ここで強調したいのはその「メディア」としての側面である。
近年インターネットがテレビを凌ぐ最大のメディアになりつつあることはこのブログでもちょろっと触れてきた。僕は間違いなく近々そういう時代が来ると思っている。そしてその一躍を担うのがこのTwitterというサービスだと確信しているのだ。
まずここで断言しておきたいのは、Twitterは単なるSNSではなく、利用方法によって様々な活用ができる情報革命にふさわしいツールであること。特に情報収集という面ではかなりの利便性を誇っている。Twitterを使って情報収集をするには、自分の欲しい情報や興味のある分野に関連する人物をフォローするだけ。そうすることで、タイムライン(TL)上に情報が勝手に流れてくる。その中から欲しい情報は読めばいいし、いらない情報は読まなくていい。著名人であればそれだけ信憑性の高い情報が流れてくるし、一般人でも有益な情報をもたらしてくれる可能性は大いにある。そして今後Twitterの利用者が増えれば増えるほど、情報量は増えていく。ユーザーは今まで通り、取捨選択して欲しい情報を取り出すだけでいいのだ。これだけでもう、RSSリーダーを利用したり、ニュースサイトを巡回する必要はほとんど無くなるんじゃないだろうか。
ただ重要なのはここからである。ここまでは従来のITメディアとほぼ変わらない。Twitterが革命と呼ばれる大きな所以は、SNSという側面を活かした双方向のメディアであること。さらに忘れてはならないのが、140字という文字制限だ。
Twitterでは、ユーザーはリアルタイムで流れてきた情報と情報主に対して、直接レスポンスを返すことができる。情報主はそのレスポンスを読み、さらにそのレスポンスを返す。そういった双方向のやりとりが、今までのメディアでは皆無に等しかったのだ。その反応は「世論」という形でしか伝えることができなかったからだ。それが今やTwitterによって国会議員やジャーナリスト、民間企業の社長まで、さまざまな各界著名人が直接ユーザーの生の声を聞き、リアルタイムで会話し、意見交換をする時代になったのだ。その最たる例は、やはりソフトバンク社長の孫さん(@masason)による「やりましょう」宣言 だろう。どうだろう、これを革命と呼ばずしてなんと呼ぶのか。
そしてもうひとつ、140字という文字制限について触れておきたい。これによって必然的に、発言者はより簡潔にして要点を絞り、伝えやすくしようと推敲する。それが読む側にも読みやすく、余計な情報がインプットされることを未然に防ぐという重要な機能を果たしていることを忘れてはならない。
こんなに便利で革命的なサービスが無料で使える時代である。政府はネットを使った選挙活動について、ブログは良いのにTwitterは禁止するというわけのわからない方針を述べていた。時代錯誤もいいとこである。ってゆうかTwitterは機能的に140字以内の小さいブログが無数に連なっているのと同じなのである。それこそ「ネットを使いこなせない年寄り議員を保護する法案」と批判されても仕方ない。
さて、少し話を戻して。そこで出てきたツイッターケータイである。孫氏は新商品発表会のなかでもかなりアツくTwitterと、それに伴う生放送配信サービスUstreamについて語っていた。同じくTwitterから様々な情報を得て、ライフスタイルが変わる感覚、人生がさらに豊かになる感覚を覚えた僕としても、こういった取り組みはぜひとも応援していきたいと思う。
そして個人的に、ソフトバンクの国際パケット定額には大いに期待しています。
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