人生の色

 

 

空が晴れている。日本の空は清涼感があって、ブルーの感覚がかんかん照り付ける。

 

昨日、「そして、いきる」というドラマを見た。

有村架純さんと坂口健太郎さんが共演して自分の人生に傷ついた人々がそうしても生きていく日々を描いている。

明るくなくて暗い気配もあるが、なぜその中で私は幸せをいっぱいもらったのか。

 

自分が選んだ道を後悔も恨みもしなくて、ちゃんと見つめながら受け入れる瞳子がすごく美しく見えた。

生き方を選ぶのは結局自分だと彼女の青春は精一杯言っている。

 

いまさら来日の理由を考える。

日本という国に夢があるから、若い年に新しい環境にチャレンジしたいから等、立派な理由は作れるようにしたらいくらでも作れる。

だが、正直に言うと胸を張って言えるぐらいの動機が自分にはなかった。

ただ、韓国で現実にぶつかって生きるのが自分にはどうしてもできなさそうだった。それで、逃げた。

 

そのような動機が恥ずかしくて今まで、誰かから「なぜ日本に来たの?」と言われると、「日本が好きでして」と微笑みで答えたが、私嘘つきだった。

 

でも、その逃げた日本というところにも現実はあった。現実の状況だけ変わっただけで、現実自体はその通りだった。

それで今回は逃げなく、ぶつかった。今の自分はその現実が作った。

 

現実は恥じらい色のものではない。現実の色には正解もない。

自分が決めたらその色でずっとずっと染めていけば輝かしい光の絵がそこに出る。

それをどうやって完成させるのかが自分が生きている人生の目的ではないか。