「いえいえ💦ありがとうございました!お陰で続きをすぐ思い出しましたよ。あっ!この栞、お返ししますね」
そう言ってコウは、サクラに栞を手渡そうとした。
だが…
「あの、それ…よろしければ持っていて下さい!栞があり過ぎて💦」とサクラがそっとコウの手をコウの身体側に寄せて言った。
「えっ⁈!本当にいただいても良いんですか?!ありがとうございます!!」とコウは、思わずいつもの2倍の声で叫んだ。
静かにと言わんばかりの苦笑いをしながらサクラは、人差し指を自分の唇の前に置いた。
「あっ、ごめんなさい。嬉しくて💦本当にありがとうございます」と言ってコウは、特等席へと向かった。