長い間ブログを書かず、ごめんなさい(>_<)
肌、、、アレルギーがひどくなり皮膚科に通っておりました。ようやく治りつつあります。
と言うわけでソンモの小説の続きを書きます。
高校生になり、ようやく幼なじみの仲をからかうような奴らはいなくなった。
だから安心して今までの誤解やわだかまりをとって、もう一度仲良くしたいと思っていた。
けど
ソンジェ先生の存在は誤算だった。
まさか新任の保健室の先生に幼なじみが夢中になるとは思わなかった、、、
せめてソンジェ先生が、どんな人か知りたかったし
僕がソンジェ先生に負けている理由を探したかった。
けど風邪一つもひかない元気な僕は保健室に行く理由がなかった。
月日だけが過ぎていく、、、
僕は仮病を使うことにした。
お昼休みー
保健室のドアを開けるとソンジェ先生は鍋でインスタントラーメンを作っていた。
一瞬、気まずいかと思いきや
ソンジェ先生が
「あ、、、コンビニや学食に飽きてきて、たまに食べたくなるんだよ~」
と笑顔で答えた。
火を止めて僕の方に来てくれたけど
「あ、、、話は食べてからで良いです。伸びちゃうからっ」
と、とっさに答えた。
ソンジェ先生は一瞬、ん?っていう顔をしたものの
「じゃあ、食べながら聞くよ」
と鍋のままラーメンを食べ始めた。
「あ、の、寝不足で頭が痛くて、しんどくて、、」
「熱は?」
「ないです」
こんなやり取りじゃあ教室に戻りなさいと言われても仕方ないんだけど
「寝てく?それとも帰る?」
ソンジェ先生は、こちらが拍子抜けするくらいアッサリと信じてくれた。
返答に困っていると
「少し寝てく?」
と聞いてくれた。
「何か、しんどいっていう時ってあるからね~。特に思春期の多感な年頃は」
ソンジェ先生はガハハと笑ってカーテンを閉めた。
ソンジェ先生は
きっとわかっていた。
つづく