わたしがはじめて出会った森見さんの小説は
「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)
です。

マンガにもなった作品です。
これで森見さんの素敵さにやられました。
職業天狗の胡散臭さ極まりないおじさんと酔って人の顔をなめる美人歯科衛生士、叡山電車で夜遊びする金持ちお爺さんなど、個性炸裂の人々が織りなす京都の日々です。
舞台は京都で現実の世界なのに、摩訶不思議な雰囲気がほんわか漂います。
主人公は大学のへっぽこ先輩のと後輩の女の子。
純真爛漫な後輩がかわいらしいのなんの!
ひよ子豆のようにちいさいのにずんずん突き進む彼女には漢を感じます。
彼女が謎のお酒「偽電気ブラン」で飲み比べをするシーンがあるのですが、このお酒わたしも飲んでみたい。
そして彼女に片思い中のへっぽこ先輩。
彼は愛しい後輩を追ううち夜道でズボンを奪われ空からふってきた鯉にぶつかるという、さんざんな目にあう役です。そして遠回り過ぎる外堀を埋め続けるのですが、その不毛なことに費やすエネルギーには人間が持つ阿呆さという力を感じます。
阿呆らしくもやさしいストーリーで、確かに現実の世界が舞台なのに気が付いたら森見ワンダーランドにひきこまれます。
青春の阿呆らしさをちりばめつつも素晴らしい文章力で、さいごまで読むのがとても楽しかったです。
「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)
です。

マンガにもなった作品です。
これで森見さんの素敵さにやられました。
職業天狗の胡散臭さ極まりないおじさんと酔って人の顔をなめる美人歯科衛生士、叡山電車で夜遊びする金持ちお爺さんなど、個性炸裂の人々が織りなす京都の日々です。
舞台は京都で現実の世界なのに、摩訶不思議な雰囲気がほんわか漂います。
主人公は大学のへっぽこ先輩のと後輩の女の子。
純真爛漫な後輩がかわいらしいのなんの!
ひよ子豆のようにちいさいのにずんずん突き進む彼女には漢を感じます。
彼女が謎のお酒「偽電気ブラン」で飲み比べをするシーンがあるのですが、このお酒わたしも飲んでみたい。
そして彼女に片思い中のへっぽこ先輩。
彼は愛しい後輩を追ううち夜道でズボンを奪われ空からふってきた鯉にぶつかるという、さんざんな目にあう役です。そして遠回り過ぎる外堀を埋め続けるのですが、その不毛なことに費やすエネルギーには人間が持つ阿呆さという力を感じます。
阿呆らしくもやさしいストーリーで、確かに現実の世界が舞台なのに気が付いたら森見ワンダーランドにひきこまれます。
青春の阿呆らしさをちりばめつつも素晴らしい文章力で、さいごまで読むのがとても楽しかったです。