やりました!とうとう私の翻訳家デビュー作
がamazon で予約開始です。
長かったよおおおお。
本書は最近では多くのメディアで取り上げられている中国の出稼ぎ農民=民工に関するレポートです。
中国では本来農村戸籍の人が自由意志で都会で就労することができないため、「民工」は都市戸籍の人と同じ中国人でありながら「不法労働者」状態であり、そのため理不尽な苦労をしてきました。保険に入れないとか、給料が安いとか、労災にあっても保障が下りないとか・・・・。
「悲惨!」と思いつつ訳しておりましたが、雨宮処凛の「生きさせろ!」を読んで、日本でも同じような事態が起こりつつあることを知りました・・・・。
ただ違うのは中国では発展途上の一段階としてこのような理不尽がまかり通り、日本では衰退の兆しとしてこのような理不尽な事態が生じつつあるということです。日本の問題を考える上で参考になるのかどうかわかりませんが、本屋で「大地の慟哭」をみかけたらよろしければ立ち読みでもいいので読んでみてくださいませ。