今日はお昼までの勤務でした。
入魂のレセプトを国保に提出したあと、
烏丸あたりをぶらぶら・・・・。
小学校の修学旅行で始めて京都を訪れた時。
あまりの、街のすばらしさ、美しさ
なにより、始めてきた気がしない不思議な感覚を
忘れることができず、引き寄せられるようにして
京都にやってきました。
私が京都にやってきたのは15年前。
ちょうど高校を卒業して
専門学校に進学したころでした。
通信制の短大も同時にかけもち。
学費も生活費も実家からは無援助だったので
夜は複数のアルバイトの掛け持ちなど
憧れの京都を堪能することもなく
掛け持ちだらけの、新生活(笑)
京都は学生の町でもあるので
観光客以外にもたくさんの学生さんとすれ違います。
アルバイトをしている若い子達の中にも
京都弁でないニュアンスが感じられると勝手に
『 う~ん、がんばっちよるなあ・・・・ 』 と
当時の自分と重ね合わせて
暖かい気持ちになっちやいます・・・・。
そこは、四条烏丸交差点を東に入り
ちょうど大丸さん(大丸百貨店)の裏側にある
静かなカフェでした。
インテリアは北欧風。
壁紙のテクスチャも素敵で
BGMはボサノヴァ、ウエイターはギャルソン。
なのに、全体がひとつにまとまった
素敵なところ。
甘いロイヤルミルクティーを飲みながら
ゆったり ボケーっと していると
BGMにのっていろんな会話が途切れ途切れに
聞こえてきます。
それは、私の斜め前にあるカウンター席に座る
かわいらしい、女の子二人。
四条通り沿いの老舗の布やさんの紙袋を足元に、
シルバーのペンを走らせながらなにやら書き込んでいます。
女の子a 「 ねえねえ、それで、ココ、どうするかいねぇ?? 」
女の子b [ う~ん、その感じでええんでないんかねぇ? 」
最近の女の子って
色が白くて、あごが小さくて
顔がちっやくて
ほっぺのチークがほんのりかわいくて
首が細くて
手足が長くて
いいなあ・・・・・。
女の子a 「 でもさあ~、もっと透けてたほうがいくなぁい? 」
女の子b 「 う~ん。それより全部純白にしてさ、ココとココだけ
穴あけたら・・・切り込みでもええでしょ?? 」
透ける・・・・? 穴・・・・? き、切り込み・・・・?
女の子a 「 マジで????そうやなあ。そのくらいしないとなんちゃってには勝てないさ~ 」
女の子b 「 そうそう。 まだ 『ついてる』 おっさんには負けられんよ~ぉ! 」
因数分解 ↓
女の子 a ,女の子 b ,なんちゃってを c として・・・。
a=b=女の子
c=a+X
Xに『ついてる』を代入。
てことはさ、
アンタたち!!女の子じゃないの?!
Xのついてない、男の子ってことじゃない!?
あんなに、色白くて繊細な指してるのに???
グロスの効いた唇、どうみても おいしそう 似合ってるし。
そうなんですよね。
京都の街って意外と、多いんですよね。
後天性女の子。
薄暗くなると 「 いかにも! 」って感じの方は
増えてくるんだけど
まだこんな日の高いうちから出没するのは
どうみても、女の子な、彼らばかり・・・。
京都の地の子じゃなさそうな
イントネーションだったけど、
地で女の子でもないとは・・・・。
あの、布やさんの紙袋をもってたってことは、
会話の内容から見ても
たぶん、ステージ衣装用の
素材や布かなんかが入ってるんだろうか・・・。
穴あき切れ込みスケスケ・・・・・・。
み、見てみたい気も、する・・・・・・・・・・・。