確かに今日は寝不足気味だったかもしれません。仕事をしている時間もあっという間でした。休憩室でうつらうつらしていたら、いつの間にか時間が過ぎていてびっくりしました。すぐに自分の持ち場に行くと、同僚が心配そうにこちらを見ていました。
仕事中に居眠りをするなんて……、と反省しながら次の現場に向かったのですが、その後もどうにも身体の調子が悪いのです。気を抜くと、頭がふわーっと浮いたような感覚になっていました。
――風邪でもひいちゃったかな? そんな風に思って帰宅すると、熱を測ると三十八度を超えていたのです! これはいけないと思い、慌てて薬箱の中を探しました。しかし、どこを探しても風邪薬は見当たりませんでした。
私は焦りました。明日の朝には大事な会議があるのです。こんな体調で出社できるはずがありません。
困っていると、電話が鳴り響きます。上司からです。私は必死に謝って何とか許してもらおうと考えながら受話器を取りました。
ところが、上司の言葉を聞いてみると何だか様子がおかしいのです。
――今すぐ来てくれ。
その声は明らかに怒っていました。私はどうしていいのか分からず混乱してしまいました。とにかく謝罪を繰り返すことしかできません。
すると突然、電話口の向こう側から何かを叩きつける音が聞こえてきました。そして、
――もうお前なんか知らん! と言って電話は切れてしまいました。
私は呆然と受話器を手にしたまま立ち尽くしていました。一体全体何が起こったのでしょう? 上司の怒りの原因は何なのか、皆目検討もつきませんでした。
それからのことはよく覚えていません。


寝不足気味で睡魔と戦う

 

 

 

 

 

 

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