コロナ禍に貯めたグルメ保存、消化しきれないまま食欲が消えていく話
コロナ禍、どこにも行けない時期にやってたこと。
インスタのグルメアカウントをフォローしまくって、気になるお店を片っ端から保存してた。パスタ、焼き鳥、エスニック、スイーツ、なんでも。
「コロナが明けたら絶対行く」ってやつ。で、実際に明けてから、少しずつ回りはじめたんだけど。途中から、行くのが面倒になった。理由は単純で、店内や街中で遭遇するヤバい人たちが鬱陶しすぎて。見知らぬ人なのに、なぜかこちらの空気を乱してくる系の人。説明しづらいけど、「あ、この人のペース、合わない」じゃなくて、「この人、周囲を消費してる」って感じのやつ。いるのよね、どこにでも。
外出頻度が落ちると、その反動なのか保存だけは増えていった。地元はもちろん、東京のお店まで。行く予定もないのに「とりあえず保存」。
そしてある日気づいた。
どこも、なんか、似てる。
おしゃれな内装、映えるプレート、丁寧な接客。悪くない。でも「ここじゃないと!」っていう感覚が、だんだん薄れてきてる。保存フォルダが増えるほど、どこも同じ顔に見えてくる不思議。外食店欲、消えかけてる。
食べることは好きだけど、「この店に行くために外に出る」という動機が弱くなってる。
コロナ禍に夢見てた「解禁したら行きまくるぞ」の気持ち、どこ行ったんだろう。
保存フォルダだけが育ってる。
