突然ですが、ガーナと言えばなんでしょう?
チョコレート?そうですね、日本では有名なガーナチョコがあるのでそういわれても仕方ないところがありますが、それは点数的には30点くらいでしょう。
じゃあその原料カカオ?というのも発想としてはいいのですが、実はカカオの木っていうのが南部にしかないんです。ここガーナは南部が熱帯雨林気候、北部がサバンナ気候と、気候帯が地域によって異なります。
今の季節雨季になるのですが、南部は大雨とか場所によってはものすごい洪水になってしまい、結構大変らしい。「らしい」というあいまいな表現をするのも私が住んでいる地域は北部のサバンナ気候に属するため、雨季と言えども雨は週に一回降るか降らないかくらいです。降ってくれたら夜間が涼しくなりとても過ごしやすい一日となるくらいで大雨洪水とは無縁と言ってもいいかもしれません。
じゃあチョコもない、カカオもないとこではいったい何が有名なのよ?って話になります。北部地域でこの季節になるとマーケットに並びだすのがこれ。
いや、もちろんこの木そのものとして並ぶわけではないんですが、いったいこの木の実なんでしょう?
正解は「シア」です。シアってなんだよって思ったあなた、シアバターって知らないでしょうか?そう、日本で買えば結構なお値段がする、女性に大人気なスキンケア製品の一つのアレです。
そんな高級なもののようなシアですが、ここガーナは捨てるほどとれるといっても過言ではないです。事実、家の前にあるのはシアの木、学校まで行くのに目につくのはほとんどシアの木かマンゴーの木くらいです。

そんなシアですが、じゃあ現地の人々はどうやってそのシアを生活に取り入れているのでしょうか?
まさか、スキンケア製品を作るなんてことは・・・ないことはないんですが、そんな付加価値を付けるやり方なんて言うのは我々のような他国の観光旅行客のお土産用として一部の企業がやっている程度です。
実際のところは、その辺の人々はこの木の実をそのまま・・・
食べます。
そう、食べれるんですね。僕も食べたことあるんですが、なんていうか、、、コレステロール高そうな味というか食感というか、です。アボカドのもっとオイリーな感じっていえば少しは伝わるでしょうか?バターにするくらいだからそれくらいの油分があります。
まぁ、一口食べて捨てましたw
そして利用法はほかにもあります。
もちろんのこと、精製して石けんのようになったものがマーケットにも並びだします。小石大の大きさのものが、一つ10ペセワだか20ペセワ(5円前後)で売られています。買ったことないので値段はあやふやですが、大量にとれるんでまぁ安いっす。
人々はその石鹸上になったものを買い求めてどういった使い方をするのかというと・・・
食用油として使います。
日本でスキンケアとして使われることを考えると、え!?って思われるかもしれません。けどただの植物性の油だと思えば案外普通ではないでしょうか。その油を使って現地食用のシチューとかを作るんです。オリーブオイルと一緒ですね。
もちろんガーナ人も乾燥がひどい季節になってきたら肌に塗るとか言ってましたが、シアってそういう感じで結構色んなことに使われているんです。
ほかにも意外な使い方として、某日本人調整員が言うには、乾季に鼻の中が大変なことになった時に
「鼻の穴に塗りこめばいい。」
といってました。ほんとかどうかは謎ですが・・・(やってみようとは思いません)
そんな感じで、ガーナと言っても色々あります。他にも特産品だけであれば織物とかもあるしね。こんなにたくさん取れるならもうちょっと付加価値を付ける方法を考えて、輸出でもすれば途上国から脱退できるような気がしないでもないんですけどね。
帰国するときにはいくつかお土産として持って帰ろうかなーなんて考えてるとことです。帰国時期にマーケットに並んでいることを祈ります。
そんな感じで、この記事を読んだ皆さんはガーナと言えばと聞かれたら
マンゴー!
って自信を持って答えてくださいね(ぇ
