雨ちゃんは言った
「雨の日は昼寝をせよ」
雨ちゃんは確かに言った
「雨の日は昼寝をせよ」と
夏が終わり
秋の気配は
雨ちゃんのイタズラの終わり
ミンミンゼミの緑の原の
緑の稲の葉を
ざわめかせる風は
君の落とした麦わら帽子を
遠くへ運ぶ
小学校からお寺へ向かう
白い土道を走り
それを探す
それを探す
それという名の
君を探す
ああ雨だ
雨ちゃんの言う通り
秋が来る
こんな日はやはり昼寝をしよう
雨ちゃんの言う通り
「雨の日は昼寝をせよ」
雨ちゃんの言う通りだ!!
雨ちゃんは言った
「雨の日は昼寝をせよ」
雨ちゃんは確かに言った
「雨の日は昼寝をせよ」と
夏が終わり
秋の気配は
雨ちゃんのイタズラの終わり
ミンミンゼミの緑の原の
緑の稲の葉を
ざわめかせる風は
君の落とした麦わら帽子を
遠くへ運ぶ
小学校からお寺へ向かう
白い土道を走り
それを探す
それを探す
それという名の
君を探す
ああ雨だ
雨ちゃんの言う通り
秋が来る
こんな日はやはり昼寝をしよう
雨ちゃんの言う通り
「雨の日は昼寝をせよ」
雨ちゃんの言う通りだ!!
フェルメールの絵に登場する『青』の正体…
どうもこの青が気になって仕方なかった
フェルメールの絵を見た者は
この青の美しさに釘付けとなり
この青を纏う空間や人物に好意的にならざるを得ない
どうやらこの青い顔料は
アフガニスタン産のラピスラズリを原料とする
天然ウルトラマリンであるらしい
元々のウルトラマリンは灰色がかってくすんだ色だが
15世紀頃には
かなり面倒な工程を経て透明度の高い青を抽出することが出来たという
フェルメールが活躍した17世紀にはとても高価な材で画家たちは
めったアクアマリンを使うことが出来なかった
その貴重な絵の具を意を決して使うには
画家にも相当な覚悟があったであろう
長い時を経てなを
輝き続ける作品には深い理由があるのだと思う
街の空き地
空き地は凄い
何しろ空いているのだから凄い
その魅力ともいうべきものは
その形状と状態とそこから見える空
そして
その空き地に隣接するもの達によって決まる
例えばその空き地に
三軒の民家が隣接するならば
三軒の民家の持つ様々な魅力が
その空き地にも
落とし込まれている事になる
空き地は
ただの広場ではない
果てしなく広大な可能性の詰まった
柔らかな塊なのだ
それは一見
重い鉛の如き場所に見え
実はちょっとでも意地悪をすると
キュウっと悲しい声を上げて涙を流す
実に傷つき易い奴なのだ
おちあいくんちのハム入りカレー
しげるちゃんちのブドウ柿
樫の高垣 白い道
ばあちゃん揚げ餅 醤油の香り
空き地で舞うヒョー 砂ぼこり
天まで届く缶蹴り ポーン!
何も心配ないよ
何とかなるから
この世の出来事は
全て何とかなるのだから
そうやって
何とかなりながら歴史は続いてきた
何も心配いらない
だから
安心していいんだよ
何も心配いらない
何も心配いらないよ
アルミホイルロールに
映る景色が
もし本物の風景ならば
こんなに眩しくは無いだろう
アルミホイルロールに
もし
かどや旅館の客室が映っていたら
それは五月の
源泉掛け流しの風景かも知れない
アルミホイルロールに
映る景色を見学して
灰皿に注いだほうじ茶をすすって
蘭の花を食べて
座椅子に座って
畳で滑って
体勢を立て直して
もし疲れたら
源泉掛け流し
アルミホイルの湯船に
首まで浸かって
源泉掛け流し
アルミホイルの反射光線の
煌めく湯船に身を沈め
アルミホイルロールの街へ
旅立とう