ヨンちゃんのブログ 「ハーってしてからのグーパンチ!」 -9ページ目

ヨンちゃんのブログ 「ハーってしてからのグーパンチ!」

特に面白い事は書くつもりありません。

いやー!

暑くなって、俄然、ある場所に行きたくなりましたね!

ひとつは、鎌倉の紫陽花寺。

ふたつめは、中坊の頃、先輩方に連れ回されて行った『お化け屋敷』(笑)

と、言っても心霊スポットではなく、遊園地などにある方ですけどね。


そんな私が、高校生だった頃のはなしをしましょう・・・


夏休みの夜に、やんちゃな友人ふたりが暇を持て余し、

『なんか、しねー?』
『じゃあ、肝試し!』
『いいねー!あそこいかねー?』
『橋?』
『そう!』

そういうと、ふたりはバイクにニコ乗りし、麓から20分くらい登った所にある橋へ向かいました。

photo:01


この橋は、渓谷に掛けられた近代的な物ですが、異様にフェンスが高く、有刺鉄線が施されている橋でした。
理由は、毎年自殺者が出るので毎年フェンスが高くなり、忍者返しや有刺鉄線で防止策を採っていたからです。


ふたりが、橋に着いた頃にはクルマの通りもなく、ましてやひとなど歩いておらず、辺りは静まり返っていました。

ふたりは、橋の真ん中でバイクを止め、煙草をふかしながら

『おい!何も出ねーな!』
『そうだなー!』

と、橋の欄干から渓谷を覗き込んだその時。
お盆を過ぎた時期特有の、冷んやりした風が渓谷の下から吹き上がって来きました。

『うー!寒いー!帰るか?』

そういうと、煙草をポイ捨てし、ひとりがメットをかぶり、バイクに跨がりました。
間髪入れず後ろのシートが沈み、後ろに乗った奴が、運転手のシャツをつかんで来たので、走り始めました。

バイクは、街灯も無く、カーブの多い下り坂を降って行きました。

運転してる奴が

『つまんなかったなー?』

後ろの奴がうなずく。

『これからどこ行く?』

また、後ろの奴はうなずくだけ。

『おい!どうした?』

今度は、返事がない。

『なんだよ!てめーも考えろやー!』

心配になり、バイクを停めると・・・

後部シートには誰も乗って居ませんでした。

『あの馬鹿!途中で落ちたか?』

そういうと、下ってきた道を又登りながら返事がなくなった辺りまできました。

しかし、後ろのヤツはいません。

『あれ?おかしいなー!』

と、思いながらとうとう橋の辺りまで来ると、前に人影が見えてきました。

後ろに乗っていたはずのダチでした。

『てめー!なにしてんだよ』

運転手のヤツがいうと、

『何言ってんだよ!てめーが煙草吸ってる俺を置いて行ったんだろうが~』

『えっ?だって、お前乗ってたじゃん』

『お前の悪い癖で、いたずらだと思って待っていたら、なかなか戻って来ねーしよ』


運転していた奴は、青ざめながら置いて行かれた奴を問い質す

『お前、後ろに乗ったよな?』

『いや?煙草吸いながら、渓谷見てたらお前がいきなりバイクで走り去ったんじゃん!』

『でも、話し掛けたらうなずいたじゃん』

『置いて行かれてんだぞ!こっちは?』

『えっ?途中で落ちたんだろ?』

『最初から乗ってねーし』

運転してた奴が、今起きた経緯を説明すると、ふたりは震えながら坂を下っていきました。


今度は、メットをかぶる前に、後ろの奴を確認して・・・







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