ロックの修理完了で、工具とかしまったら・・、ミシンの糸調子がおかしいので、見てほしいとの事。

 

お仕事増えるのは、とってもありがたいです。・・ただ、もし、できれば、よろしければ、最初のお電話の時に、お知らせいただけると嬉しいなぁ~とか・・みたいな・・。当然、プラスのお仕事、大大大歓迎です・・が、最初からわかってると、事前に、部品とか準備できる場合もありますんで・・。

 

下糸が、めっちゃきつく、ひきつれるというHZL7800。

 

試縫いすると、下糸・・・ゆ・ゆるい?きついんちゃうん?

 

実は、お客さんが、キツキツなんで、ボビンケースのバネを思いっきりゆるめておられた。・・が、布厚計って、テンションと糸繰り出し量を調整するんで、下糸ゆるくても、それなりの糸調子でるハズなんだけど、下糸が、不均一に蛇行してるから問題ありやね。

 

糸切とか釜元に糸が相当絡んでるし、埃も溜まってる、釜も油切れてて、異音がすごい。釜ギアの歯車も異物がはさまってるんで、違和感あるね。とりあえず、クリーンアップが先だね。そして、注油とグリスアップしてから、試縫いして症状をみた。

 

糸調子、これだけでも改善したね。でも、糸調子は、もちろんおかしいまま。ただ、原因は、わかった。ボビンケースの板バネ!

 

しめても、しめてもキツクならない。?、下糸がキツキツの症状のハズよね。そう、逆もアリなのね。ゆるくしても、ゆるくしても緩くならない。バネが役割はたしてないのね。ゆるければ、コンピューター糸調子だから、それなりに縫うけど、キツキツで糸がでなければ、コンピューター以前の問題ね。したがってボビンケースを直して問題解決。

 

他に、クラッチバネがやられてたんだけど、手持ちがない。戻ればあるんだけど、現段階では、糸切の後だけ針位置がキープできないくらいなんで、お客さんの、クラッチの交換は様子を見たいとのご希望もアリ、今回は直しませんでした。

 

メンテは重要だね。糸がらみとか、ほこり、ゴミ、錆、焼き付き・・ようは、正しい動きを阻害され、間違った動き・負荷により、壊れたり、狂ったり・・当然なのだろうね。