ミシンはJUKIの010Nです。

 

前に刺繍機能関係で伺ってます。

 

今回は、ボタンホールレバーを下げてるのに、レバーを下げてくださいとエラーメッセージ出て動かないというもの。

 

ブラザーあるあるの青いレバー云々の真逆の症状。

 

センサーか、基板の故障だろうね。

 

操作ミスでも同様の症状でるけど、ほぼボタンホール専用機で使い続けてるので考えられない。

 

ボタンホール押えの欠損でも同様の症状あるかな?ただ全メーカー・全機種の中でも、ボタンホール押えの強度・耐久性はすぐれてるんで考えにくいね。

 

現地で確認したら、やはりセンサーか基板のどちらかだね。

 

ボタンホールレバーの上にセンサーとか切り替えを内蔵したボックスあるんだけど、完全自動糸通し機構のパーツが、その手前にあって見にくいね。当然、邪魔なものあるんで作業はしにくい。

 

基板じゃなきゃいいんだけど、ボタンホール機構がねぇ・・

手動ボタンホールで、レバーを手で、ガシガシ動かしても大丈夫なくらい強度と耐久性あるパーツなんで・・う~ん!

 

とりあえず、センサーから見ていこうと、取り外して、配線はしたまま、通電操作すると、正常に反応する。

 

これはセンサーの位置が狂ったのかな?でも外す段階では正常だったし、やっぱ基板?

 

センサーのチェックを条件を変えて色々やってると、最初わからなかったんだけど、センサーのプラボックスと本体を固定するネジの穴、プラボックスの方ね。

 

穴が欠損して穴径が広がっている。取り付けて、ビス止めの上で、ボックス自体を手で押すと、5ミリくらい下がる。手を離すと元の位置に戻ってくる。

 

これが原因だね。ボックスが固定されて動かない加工を加えて取り付け、ボタンホール操作をすると、レバー下げるとレッドランプのままだったのが、グリーンランプついて、スタートも正常にできた。

 

条件を変えて、試縫いを繰り返した結果。すべて正常に穴かがりできた。無事修理完了です。

 

レバーが下がったままで、なにかレバーにぶつけるとか、相当な衝撃だったのかな。前述したけど、ホント、パーツしっかりしてるからね。