以前から何度か修理に伺ってるお宅だけど、ミシンが動かなくなった。


ミシンはHZL7800で、垂直工業釜なんで、おそらく釜に糸を噛みつかせたんだろうと・・


やっぱり釜よね。




今回は、糸じゃなくて、糸埃・生地埃の塊。これが外釜と内釜釜レールの間に噛みついてた。


画像見にくいけど、中央のがそれ!


私の指の爪と比較して、結構でかい。これが釜レールに噛みこんだら、なにをどうしようと不動になるよね。除去して注油したら、スムーズに釜が回転し縫えるようになった。


よく使う人はね。針板はずして、釜のあたり掃除してゴミとっといてくださると、こういう事防げるんだけどね。


それよりも、ソレノイドに不具合出はじめてるね、糸掛けの時、力入れて、しっかりかませないと、糸が正しい位置に来ない。だから縫い始め、上糸が生地下でボコボコして糸調子がでない。


縫ってるうちに圧がかかって定位置に来て綺麗に縫えるようになるんだけど・・


15年、かなりの頻度で使用されてきたミシンだから、仕方ないのかな?とも思うけど。


ソレノイド交換、高くなるんで、いとかけを しっかりしてもらえば、最初から糸調子とれるんで、しばらくそれで対応してもらうことに。修理予算オーバーしちゃうからね。


お客さんのところで聞いたんだけど、このあたり、10年くらい前に、解散したJUKI直販部隊から、高級ミシン買われた人多いんだって、でも、解散後、他のメーカー系の販売店に、修理不能とか言われて、みんな某メーカーの買わされたんだって。


もったいないなぁ、一言ミシンのソレイユ米子サービスに声をかけてくれればなぁ~、ほとんど直ったろうに。毎日、ガシガシ使う人は別として、JUKIの直販高級機なら、普通に使う程度のミシンなら、深刻な故障は起こさんと思うんだけどねぇ。