<<システムトレード講座>>> 


【第四回 ミスを犯す原因を取り除く】


スポーツでも同じですが、勝敗を決するのは実力差ばかりではありません。特に実力の拮抗した同士ではミスを犯した方が負けると言われます。証券取引でも同じです。個人投資家として勉強をして実力をつけてゆくことは大事なことですが、言うほど簡単ではありませんし、時間が掛かります。それであれば、ミス、つまりやってはいけないことを極力やらないようにするのが勝つための近道と言えます。

 

この点については、ホームページに『個人投資家が陥りやすい負けパターン』として書いてありますので詳細はそちらを見ていただきたいのですが、ここでは項目を載せます。

 

(HP: http://www.us-partners.net/

① 損切りができない (ロスカット、損失の押さえ込み)
② オーバートレードする (過剰投資、マネー・マネジメントの問題)
③ 衝動的な売買をする (心理戦に負ける)
④ 売買技術が劣っている (経験とセンスの不足)

この内、④については勉強し、習熟してゆくしかありませんが、①から③については投資の基本から言えばやってはいけないことのです(もちろんこれ以外にもあります)。ところが、これらはいずれも、多少の経験があり、投資関係の本を読んだことのある大方の投資家であれば、一度は聞いたことばかりで特に目新しいことではありません。この言わば禁止事項がいつまで経っても言われ続けるのはなぜでしょうか?それは実行することが本質的にむずかしいことだからです。

 

はっきり言えば、人間としての本能に従う限り、これらのミスを犯して当然ともいえる種類のものです。自然に、自分に正直に振舞えばこうなっておかしくないのです。


① 損切り:誰だって損切りをして損を確定なんかしたくありません。元の価格に戻ることがあると期待したいのが本音ですし、本当に時にはもとの価格に戻ります。
② オーバートレード:勝つと思うから投資するわけですから、できるだけ大きく張って大きく儲けたいと考えたくなります。
③ 衝動売買: 株価が上がればもっと上がると思って買いたくなりますし、急落すれば怖くなって投げたくなるのは当たり前です。

禁止事項は、この人間としての当たり前の行動を禁止するのですから、勝つための必須条件等と言っても、所詮無理な要求とも言えます。
ではどうするか? それは、①から③が出来にくい環境に自分を置く事です。そのひとつの方法がシステムトレードというわけです。

 <株式会社ユナイテッドシステムズパートナーズ(代表 上松松司)
http://united-systems-partners.com/


次回は、 『システムトレードの短所』について の予定です