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大学受験マイナー塾(マイジュク)

対象者は、大学受験界においてマイナーな人(地方の公立高校、仮面浪人生、文系だけど数学の必要な人・・・)などです。
(別にそうでない人も役に立つかも・・・)
暗闇を照らす一筋の光になればと思います。

高2生以降は、新課程での実施がなされる予定の共通テストですが、地歴公民科目における選択科目によっては、得する人、損をする人、必ず出てくるものです。もちろん得点もそうですが、コスパ、タイパという観点からもです。

 

まず、

①学校で地理探求を履修している人

これに該当する人は素直に「地理総合・地理探求」を選択すればよいと思います。今何やればいいかわからない人は、とりあえずは中学地理の復習をしておくと良いでしょう。

(中学地理の復習の重要性については、また後日述べようと思います)

 

②学校で「公共」を履修済み、または履修中で、3年生で他の公民科目を履修する予定の人

これに該当する人は、「公共・政治経済」を選択すればよいでしょう。実は、「公共」の教科書約300ページのうち、倫理分野は60ページくらいで、残りの240ページは政治経済分野なのです。そして都合の良いことに、中学公民、公共、「政治経済」における政治経済分野には、さほど違いはないのです。暗記すべき量はぐっと減るので、タイパという面ではすごく良いのではないでしょうか。

 

アドバイスは以上です。

 

では、「歴史科目は?」というひともいるでしょう。結論は

「歴史のようなタイパの悪い科目は選択するべからず!!」

です。なぜ歴史科目がタイパが悪いのかについては、後日述べる予定です。

 

次回は、(文系編)について書く予定です。

 

ではまた

 

 

基礎とは何か?」とは、よく聞かれることでしょう。

 

色々な人が色々なことを言ってるし、はっきりとした答えを持ち合わせている人の方が少ないかもしれません。

 

ただ大学受験においては、「教科書に書いていること」を理解して、節末問題、章末問題がスラスラと解ければ基礎があると見なしてもよいのではないでしょうか?

 

何していいか分からない人は、教科書ガイドを購入し、3月末までに仕上げるという計画を立ててもいいかもしてません。

 

明日から3連休なので、暇があれば参考書の充実した書店にでも行って、自分の持っている教科書のガイドでも購入してみてはいかがでしょうか?

 

今日は、2022年北海道大学数学(Ⅰ・A・Ⅱ・B)の続きの3⃣と4⃣について述べていきましょう。

 

3⃣⑴

直角三角形とそれに内接する三角形の問題です。図が描ければ簡単です。数学Aの教科書に掲載されている「円とその接戦の長さ」(東京書籍、数学AのADVANCEDだと119ページ)と、後は中学数学3年の「三平方の定理」の「1:2:√3」の三角形に注目するとよいでしょう。

 

これも「三平方の定理」の「1:1:√2」と、別の直角三角形について「1:2:√3」を使えばよいでしょう。

 

辺OCを求める必要があるかもしれませんが、加法定理で

cos(30度+45度)を算出できれば難しくはないでしょう。

文字はrだけを使うと良いでしょう。

 

あとはひたすら計算の問題です。

 

 

4⃣

箱の中からカードを取り出す問題です。

取り出したものを箱にもう一度戻すか否かで異なります。

東京書籍の数学AのADVANCEDだと、章末問題のA5とB12が該当します。

 

⑴はそれほど難しくはないのですが、⑵と⑶が場合分けに気を付けないといけません。予備校や参考書の解答のマネをしようとすると、解答の上手すぎなところに唖然とするでしょうから、ヘタクソでいいので、自力で場合分けをしましょうね。

 

⑶は、文字を使ってP(A⋀B)などと置いて、条件付確率で大丈夫でしょう。

 

 

 

以上が2022年度の解説です。基本は教科書に書いてあることで足ります。

 

参考書や予備校の解説に惑わされずに、武骨でいいので自力でできるようになるまで繰り返すといいでしょう。

 

 

 

 

ではまた