もっとほのぼのしたストーリーなのかと思ったら
かなりキュンとする物語で、ハマっちゃいました♪
町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)
※現在9巻まで発売中!(2012年6月現在)
電子書籍はこちら⇒町でうわさの天狗の子
◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆ あらすじ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
秋姫は天狗と人間のハーフの女の子。
人より少し腕力が強いだけで、他はいたって普通の女の子。
天狗の父や幼なじみの天狗見習い・瞬ちゃんからは
天狗になるための修行をするように言われるが
秋姫は天狗うんぬんよりも、同級生のタケルくんに夢中。
天狗の娘だけど普通に恋してドキドキしたり、友達と泣いたり
励まし合ったりする、秋姫の不思議でかわいい青春物語。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
秋姫は天狗の血を引く子という以前に年頃の女の子。
好きな男の子と仲良くなって彼女になりたくて頑張ったり
友情を深めたりしながら、当たり前の毎日を過ごしている。
天狗の血を引く秋姫は、天狗としての潜在能力はあるのだけど
全然修行をしないので、未熟なところもかなりいっぱい。
でも天狗の修行中である瞬ちゃんが何かと助けてくれちゃう。
この瞬ちゃんが、もろタイプです(〃∇〃)
寡黙で、なんか意地悪で、それでいてとっても頼りになるという。
秋姫がピンチになったら必ず助けてくれます。
秋姫も「ピンチ=瞬ちゃん」という公式が成り立ってるのがいい。
頼りにされない康徳様(秋姫パパ)がちょっとかわいそうだけど。
登場キャラとかも、嘘だろっていう風貌の人もいますが
それぞれ個性が満載で、どんどん好きになって行きます。
秋姫の憧れのタケル君もキラキラ王子様系なのかと思いきや
結構イマドキの男の子って感じで、かわいくて好きです。
ほんわかとする学園物語の中に
すごく不思議な感じでファンタジーが練りこまれているので
あれ、今って何が起こったの?みたいに
狐につままれたような感覚に陥る事があります。
読んでいてすごく不思議な感じになれて
ファンタジーを自分でも体現できるような物語です。
あと読んでいて思うのは、会話のセンスが抜群だよ!ってこと。
会話のひとつひとつがとにかく面白くて
どんな小さな吹き出しも見落とさずに全部読んでしまいます。
だからかなり読むのに時間がかかってしまう。
マンキツで読むなら時間は長めに取った方がいいかも。
↓ネタバレも読んでくれる方はクリックしてください。↓
秋姫が瞬ちゃんのことをなかなか”好き”って言ってくれないので
かなりやきもきしました。
もーなんで好きってわからないのよー!ヽ(`Д´)ノって感じ。
やっとの事で瞬ちゃんを好きって気づいてくれて
「すっごい好きなんだ」と言ってくれた時はかなり嬉しかったよ。
秋姫にとってはそれくらい”瞬ちゃん”という存在が
お父さん、お母さんと同じように、普遍的な存在として
位置づけられていたということなのかもね。
好きだろうと嫌いだろうと、変わらない距離感でそこにいる人
みたいな。
でも、同じ高校に通ったりして知る、瞬ちゃんの新しい一面や
瞬ちゃんを取り巻く新しい環境を目の当たりすると
秋姫はなんだか戸惑ってしまうんだよね。
可愛い女の子(特にモミジ)が近付くとすっごく動揺したり。
普遍だと思っていたものが変わってしまったらどうしようという
不安だったり焦りだったりが生まれて
徐々にその気持ちに変化が生まれていったのかな。
一方の瞬ちゃんも、なかなか自分の心を語ってくれないので
何を考えているのか分かりづらいです。
核心に触れそうな事を聞いても、話をそらすから本音が聞けず。
でも、秋姫のことになると同じように結構動揺したりして
アホな瞬ちゃんが垣間見れるので可愛いです。
秋姫と同じで、好きだ嫌いだの感覚はあんまり持っていないくて
だけど秋姫の行動や言動に動揺する自分が確かにいて
それに戸惑ってる感じなのかな。
秋姫は瞬ちゃんに好きな人いるのかと思うとあわあわしてるけど
瞬ちゃんの方は、ある意味秋姫が誰を好きだろうと
瞬ちゃんのすることって揺るがないんだよね。
秋姫を守る。
天狗道に落ちないようになんとかするっていう。
そういうところもなんか瞬ちゃんって、どーんとしてて素敵だ。
だから、秋姫が空に飛んで行っちゃった時
捕まえられなかった瞬ちゃんがとっても切なかった。
「自分には力がない」って痛感している瞬ちゃんはとても悲しい。
他のキャラクターも、好きな人がたくさんいます。
タケルくんと秋姫は、もし秋姫が天狗じゃなかったら
もう少しタケル君と上手く付き合えたのかなと思うと、悲しいね。
タケルくんより強くて、タケルくんを守ってあげるという
スタンスでなければ、もっとタケルくんは秋姫のこと恋人として
好きになってたんじゃないかなぁ。
瞬ちゃんにヤキモチ焼いてたし、楽しそうに付き合ってたもん。
でも今は秋姫の元カレというよりは
瞬ちゃんの親友っていう位置に寄ってる感じがあるので
そっちのタケルくんのが好きです。
ミドリちゃんのセリフで印象的なのは
もし秋姫とミドリちゃんが天狗と人間として出会ったとしても
それでも、自分と姫ちゃんならすぐに友達になれるよって言葉。
天狗だから人間だからじゃなくて、それを超えた
シンパシーみたいなものが二人にはあったんだろうな。
出会った瞬間がっぷり組み合って友達になれる人っている。
きっとそんな感じなんだろうな。
あと金ちゃんのセリフで、秋姫が失恋した時の
「付き合ったことないから気の効いたこと言えなくてごめん」
というセリフにはかなり泣かされた。
なんて友達思いのやさしい言葉なんだろう。
どんななぐさめの言葉よりなぐさめられたと思う。
秋姫は本当にいい友達もってるよなー。
あと三郎坊と赤沢ちゃんも好きだな~。
ふたりでいる時は三郎坊がかなり男前でかっこよく
赤沢ちゃんがかなり女の子っぽくてかわいいという不思議。
ふたりは二人でいる時に一番魅力が引き出されるんでしょうね。
他にも四郎坊がお菓子をねだる姿がかわいすぎてツボです。
9巻のラストで赤福をねだってる姿に撃沈しました。かわいすぎ。
秋姫の力が強くなるに連れ、なんだか物語が切なく傾いてきた。
秋姫がみんなといられることを
”今だけの思い出”みたいな感じで大切にし始めて
瞬間瞬間が刹那的な感じで、切ない描写が多い。
秋姫が本当にどっかにいっちゃいそうで、怖いです。
自分が遠くに行っちゃうかも、という秋姫の不安と同時に
瞬ちゃんだって、秋姫が遠くに行っちゃうのを恐れている。
ふたりがとっても不安定で、とっても心配です。
今後の展開で気になるのは、
もしかして秋姫が天狗道に落ちてしまうかもしれないということ。
でも、天狗道というのは悪い天狗が落ちるところ。
秋姫が悪い天狗になってしまうということなのかな。
秋姫の中の何者かが、秋姫に取って代わってしまうのかな。
秋姫が本当はどうなりたくて
瞬ちゃんは本当はどうなって欲しいのか
どうなるのが一番みんなが幸せになれるのか。
終着点がよくわからないので、何とも言えないけれど
みんなが幸せな結末になれば良いなーと思います。
不穏な空気が充満してきてドキドキです。
秋姫と瞬ちゃんの関係にもドキドキです。
ほんわかストーリーなのに、超ドキドキしながら読んでます。
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