ユーリのかっこよさ、強さに憧れたきらきら

4091365019 天(そら)は赤い河のほとり (1) (少コミフラワーコミックス)
篠原 千絵
小学館 1995-05

by G-Tools

これは、昔なぜか旅行中に読んでいて
止まらなくなって読んでばかりになっちゃって
友達に怒られた記憶があります(;´▽`A``

◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆ あらすじ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

現代の日本で生活する、ごく普通の中学生ユーリが
古代ヒッタイトにタイムスリップしてしまうことから始まる
歴史冒険大作。

息子を王位に就かせたいと願う皇后により
願いを叶える為の生贄として古代に呼ばれてしまったユーリ。
しかし、皇后に殺されそうになるところを、ヒッタイトの王子
カイルに救われる。

以後、皇后の陰謀を阻止するため
カイル王子と行動を共にするうちお互い惹かれあうように。

お互い離れがたいと思う一方
現代に帰りたいと思うユーリと帰してやりたいと思うカイル。
葛藤する中、二人は一歩踏み込めずにいたのたが・・・。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇


主人公ユーリが行動派で
思ったことなんでも言ってしまう所がスッキリします。

そういったユーリの性格や
身分制度が厳しいヒッタイトで
ユーリだけが現代感覚で分け隔てなく人々に接するため
周りの人はどんどんユーリに惹かれていきます。


主人公が周りの人に認められる瞬間とかって
ぐっと来ませんか?

主人公が率先してテキパキと要領よく行動して、とか。
主人公のあまり意志の強さにハッと息を呑んだり、とか。
それまで目もくれなかった人々が
主人公のある行動によって認めざるを得なくなる、みたいな。

そういう気分の良さが、このマンガには多々あります。


ユーリの現代的な考え方、知識
それは古代ヒッタイトの人にとってはどれもビックリな訳ですが
それだけじゃなく、ユーリの意志の強さ・優しさは
私たち読者までをもハッとさせます。

果たして、ユーリは現代に帰る事ができるのか
帰りたいと思うのか・・・?

カイル王子との恋愛も必見なのですが
やっぱり私がぐいぐい惹かれたのは
ユーリのカッコよさ(〃∇〃)

カッコイイ女の子が読みたいと思う方にきらきら


↓ネタバレ感想を読んでくれる方はクリックして下さい↓


ユーリをどんな敵からも守ってくれるカイル。
賢く優秀な王子で、一番の時期皇帝候補。

当初は遊び人という設定だったカイルだけど
ユーリと出合ってからはユーリ一筋で
どんな女にも目もくれず、ユーリのことだけ考えて
ユーリのことになると自分をコントロールできません(〃∇〃)
女の子の萌えポイントが満載な男です。


ユーリはモテますが、恋敵が王子なので、
なかなか相応に相手になるヤツが現れません。
そばで見守る系のやつがほとんど。

でもその中でラムセスって、頑張ったきらきら
他国の王子の女だろうが関係ねー!って感じで
積極的にアプローチしてくるところが好きでした。
意外とカイルより好きだったかも。

カイルもラムセスにだけは敵意むき出しで焼いていました。


惚れちゃうのは男だけじゃなくて
ヒッタイトの人々とかいろんな人がユーリを認め
徐々に『戦いの女神・イシュタル』と呼ばれるようになり
古代ヒッタイトでも欠かせない人物に成長していく。

戦の指揮もできて、一国の政治まで考えられるユーリって
カッケーきらきらって思ってた。


好きなシーンは思い浮かべるだけでもたくさんありすぎる。

ティトの無残な亡骸を恐ろしさも感じず
抱きしめて泣くユーリとか。

襲われた際に刺さった矢を抜かず
犯人を突き止めるために公衆の面前で矢を抜いて
戦争を止めたユーリとか。

ルサファが神の審判みたいのを受けるとき
彼に加護のキスをと、こっそり黒曜石を渡す
最後まで諦めないユーリとか。

七日熱(だっけ?)にかかってしまった街で
病んだ療養所を蘇らせるユーリとか。

カイルと離れても
単独で隣国を次々と落としていっちゃうとこも好きだったな。

でも一番好きなのは
現代に帰るための最後のチャンスを棒に振って
カイルの元に馬で駆けるときの独白のシーン。

現代には戻れない、戻らないことを決心して
自分はここで生きよう、ここで生きてここで骨を埋めよう
私の人生は、生きる場所は、私が見上げる天は
この赤い川の上にあるんだ、というようなことをユーリが思う。

ああ、そうか、”ユーリの人生”はそこにあったってことを
ずーっとタイトルで伝えてたんだな~、とかって
なんだかじ~んとしたのを覚えてる。
上手く言えないけど。


とにかく初めから終わりまで
ずーっとわくわくして読み終えれた作品でした。

後からなんとなく”ヒッタイト”で検索したとき、
ヒッタイトが滅びてしまったと知って凄く寂しくなったりとかした。
ユーリやカイルの国が滅びてしまったんだ・・・っとか思った。
アホですね。
でもそのくらいハマッたんです。

タイムスリップするならまだこれを読んでないときに行きたい♪


あと、最終巻に収録されている外伝的な物語で
カイル&ユーリの子孫(女)とラムセスの子孫(男)の話があり、
その二人の性格がユーリとラムセスによく似ている。
カイルよりラムセスが好きだった私は、なんだかやーっと
ラムセスの想いが届いた気がして嬉しかったです・・・(´∀` )




※新品で買おうと思ったらもう文庫版しか売ってないようです。
同じ作者による
天は赤い河のほとり外伝―魔が時代の黎明 (ルルル文庫) という小説が出ているみたいです。
へ~、ちょっと気になるな~。
天は赤い河のほとり 全16巻 完結コミックセット(小学館文庫)
天は赤い河のほとり 全16巻 完結コミックセット(小学館文庫)
小学館 2010-01
売り上げランキング : 78762

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
天は赤い河のほとり 外伝―朔の月 (ルルル文庫) 天は赤い河のほとり 外伝―続 魔が時代(とき)の黎明 (ルルル文庫) 天は赤い河のほとり外伝―魔が時代の黎明 (ルルル文庫) 天は赤い河のほとり 外伝~上弦~ (ルルル文庫) 天は赤い河のほとり外伝眉月 (ルルル文庫)