面白さが加速し続けた、クラシックマンガ。

4063259684 のだめカンタービレ(1)
二ノ宮 知子
講談社 2002-01-08

by G-Tools

ドラマでかなり有名になったこのマンガ。
私はマンガが最初だったので、ドラマはなんか・・・(;´▽`A``

マンガの中のギャグを映像でやるってやっぱり難しいですよね。
自分の中で完成された"間"が既にあるし。
どうもシラけてしまって見れませんでした。

ただ、マンガでは聞くことの出来なかったクラシックの音を聞きながら見れるところはいいですよね(´∀`)


ドラマ見たからもうマンガはいいやと言う人にも、「ぜひマンガを読んで!」と強く言いたいほど、このマンガは良作ですきらきら

この漫画が"全24巻"とたまに見ますが、25巻ありますよー。
連載終了後に描かれた番外編、"オペラ編"が最後です☆


◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆ あらすじ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

音大のピアノ科に通いながら裏では独学で指揮者を目指す、
イケメンエリート音大生、千秋真一。
豊かな才能がありながらも"飛行機が怖くて海外に行けない"という大きなハンデを背負っているため、その将来には暗雲が立ち込めていた。

ある日、酔っ払った千秋は美しいピアノの音色で目を覚ます。
千秋が目を覚ました場所はゴミ溜めのように汚い部屋。
部屋でピアノを弾く人物の名前は野田恵、あだ名は"のだめ"。
その汚い部屋はのだめの部屋、そして彼女は千秋と同じ学校、同じ学科の後輩だった。

千秋はそれ以降のだめに取り付かれ(なつかれ)、必死に逃げまわるものの、初めに聞いた"のだめ"の美しいピアノ音色が気になっていた。

そして、将来は幼稚園の先生が夢だったのだめにとっても
その出会いは運命の転機となるのだった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「クラシックマンガ」という事で、はじめはもっとお堅い感じのを
想像していたんですけど、”とにかく笑える!”みたいな宣伝文句を見て読んでみたら・・・ホントに笑えた!!

会話のテンポが凄くいいんですよっ。
回を重ねるごとにその会話の鋭さも増しましていきます☆


千秋とのだめのキャラがすっごく立っていてモロ自分好み
だったのもありますが、脇キャラまで誰もが愛おしい(〃∇〃)

このマンガにいらないキャラなんて一人もいない!
そう思わせるほどこのマンガのキャラはみん~な魅力的!

個人的には峰と黒木くんがかなり好きでした(*^▽^*)



ピアノの才能がありながら、夢は幼稚園の先生だというのだめ。
自由に弾きたい彼女にとって”プロ”とは対極にある存在だった。

けれど、どこまでも上を目指し勉強を続ける千秋や同級生たちに触れ、少しずつ、のだめも変わっていく。


千秋とのだめはお互いがお互いの才能を尊敬し、刺激を受け、一緒にいたくて、負けたくなくて、同じ思いを感じたくて、ふたりで成長していくんです。
素敵な二人だな~と思います(〃∇〃)



マンガって、自分には全く興味がないジャンルでも
マンガを読んで疑似体験することによって好きになったり、
身近に感じたり出来るところがありますよね。

私はマンガで読んでいなければ全く興味が持てなかった物ってたくさんあります。

クラシックなんて結構その最たるもので、今でもクラシックそのものに興味はないのに、のだめに出てきたこの曲、どういう曲なんだろう?って興味がわく。

千秋をこんなにさせた曲って?のだめがこんなに楽しそうに轢く曲って?どんな曲?みたいな。
眠たいだけだと思っていたクラシックをこのマンガで好きになりました♪

マンガで世界が広がるってちょっと得した気分です♪


あ、でも音がなくてもこのマンガで不自由することはないです。
画を追うだけで、音なんか一切鳴っていないのに
その音が聞こえてきそうで、しっかりと感動が伝わってきます。
そういう作者の描きかたは凄いなーって思いますきらきら


とりあえず笑えます!!
少女マンガだけど男性にもオススメ!
のだめと千秋と仲間たちの成長物語。
そして、あなたは読んだ後
絶対クラシックが聞きたくなる!!

(・∀・)σどーん!


↓ネタバレ感想を読んでくれる方はクリックして下さい↓



のだめはピアノが好きだけど、一生懸命練習すること
より上手くなることに対してすごく臆病だった。

それは彼女の中で

上手くなる・楽譜通りに弾く=苦しくて自由がない事である

という図式が出来上がってしまっていたから。


だけど千秋や、彼の周りのプロを目指す人々に触れることで
より上手くなること、楽譜ともっと寄り添うということは
もっと楽しい、もっと美しい、もっと深い音楽と出会うことなんだと
のだめは少しずつ、少しずつ知っていく。

迷いながらも、大好きな音楽の世界をより深く好きになっていく。

これってどんな世界でも同じだと思うんです。
好きだけでやっていることも楽しいけれど、
深く知ろうと思うと楽しいだけじゃいられない。
でもちゃんと向き合えば、奥にはまた違う世界が広がっている。

のだめって天才なんだけど、そういうところが普通の人と一緒で
だからこそ、のだめに距離を感じなかったのかなと思います。



連載の最終回はなんとなくあっけなく感じてしまって
あれ?千秋と共演しないの~?って思っていたので、
追加の"オペラ編"でちょっとでも共演してくれて嬉しかった♪

のだめがいることを知って、千秋は嬉しそうだったなぁ。
しかも千秋からプロポーズまで受けてたし。いいなぁ。

黒木くんとターニャのカップルも好きなので
最後まで仲良くしてくれていて個人的には凄く満足です(´∀`)

読者の心残りを全部詰め込んでくれたようなオペラ編でした♪


あと私はこの作品で、学生時代からの友達と仕事で共演できたりするっていいな~って羨ましく思いました☆
同じ大変な思いをして同じような階段を駆け上がってきた仲間。
学生時代の友達って宝ですよね。
その宝物とずっと同じところを目指せるって、本当に羨ましい!

これからも彼らはお互いを刺激しながら
切磋琢磨して成長していくんだろうな。

あ~、またしばらくしたら続編が見た~い(*´Д`)





CDブックやオーケストラLIVECDとかも出ているのは
この作品ならではですよね♪

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