「なんで~!Σ(゚д゚;)」という衝撃の展開で幕を開ける一作。
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あずみ (1) (ビッグコミックス)
小山 ゆう 小学館 1995-03 by G-Tools |
◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆ あらすじ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
時は戦国時代、幼い頃から刺客になるべく育てられた”あずみ”
仲間たち共に暗殺技術を教えられながら、
強く明るく素直な少女に育つ。
ある日最後の修行としてあずみ達に課せられた修行は
共に育った仲間と殺し合いをする事だった・・・。
以後、あずみは自分に与えられた”使命”を果たすため戦い続けることになる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
刺客として教育を受けたあずみはとにかく強い!無敵です。
そして美しく、純粋

誰もがあずみの美しさに惹かれ、純粋さに心を許します。
たくさんの人を斬りまくるので、血
とかでまくりだからそういうのが苦手な人はあまり向いてないかも。
私もあまり得意ではありませんが、
リアルな感じじゃなくてマンガっぽく描いているので結構平気。
とにかく登場人物はかなりの高確率で死亡します。
死んでほしい人も、死んでほしくない人も、ほぼ死にます。
だんだん死んで欲しくない、とか思わなくなります

あずみが悪い奴をバッサバッサ斬りまくる姿はかっこいいし、
スカッとします( ̄∀ ̄)
でも良い人を斬らなきゃいけない時はあずみと共に辛い

追い込まれる中、活路を切り開くあずみにもう夢中で、
あずみが好きになれたらかなり楽しめると思います(@^ー^@)
この時代は生まれてくる場所って凄く大事だなと感じさせる。
育てられる人によって人生が本当に変わってしまう。
学ぶ事ができないから、自分で考えて選ぶという事ができない。
親や育てる人からでしか情報を仕入れることが出来ない。
そう思うと、やっぱり戦の世を変えたいと思う気持ちはわかる。
誰が悪いとかなかなか言えないんですよね。
戦の世が悪いんです(#`ε´#)
とにかくあずみがカッコイイから読む。
あずみの行く末が気になるから読む。
それだけなのだ(`・ω・´)
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爺も爺で、洗脳するなら根本から全部洗脳しちゃえばいいのに
子供たちの純粋な部分は残したまま、良い子に育てるんです。
なのに残忍さは必要だからって仲間同士で殺し合いをさせたり
罪のない村人を殺させたりする。
そして、戦による哀れな孤児を出さないために戦を防ぐんだ、
だから戦を起こす奴らを殺すのが使命だと良心に訴えかける。
初めは純粋に爺の言葉に従って使命を果たしていくあずみ達。
でも成長するにしたがって、人を殺すことがどういうことなのか
それが分かるようになってあずみは迷い、悩むようになる。
他の仲間だって、あずみと一緒に生き続けていたら
きっと同じ壁にぶつかったはず。
そのくらい皆純粋で、優しい心を持った子達だったの(TωT)
爺も辛かったんだろうな。
子供たちを愛しながら、刺客として育てなければならなくて。
そういう爺の迷いがそのまま”あずみ”として形を成したみたい。
これが戦国時代でなかったら、よい爺なんだろう。
そう思うとやっぱり”戦”を止めるために何とかしたいと思うよ。
純粋なゆえに、あずみは敵味方問わず
いろんな人にいろんなことを教えてもらい、影響を受けていく。
印象的なのは「人を殺すのは残忍なことなんだ!」とあずみに
自らの死をもって教えてくれるおじさんや
あずみを「かわいそうに・・・!」と憐れんで死んでいくお爺さん。
人を殺すことで整理のつかなかった感情があずみの中にあり、
それがなんなのかもよく分からなかったあずみ。
そういった出会いの中で、使命そのものに迷いが生まれるけど
それでも、死んでいった仲間や爺の想いだったり
自分を認めてくれる人の役に立ちたいという気持ちだったり
徐々に芽生える剣士としての誇りだったりが膨らみ、
どう考えても、剣の道でしか生きていけないあずみ。
あずみが迷い始めた時には
もう後に引けないくらいあずみは走り出してしまっていた・・・。
やっぱりあずみってかわいそうや・・・(´□`。)
だけどそんな戦乱の中でも、あずみはいくつかの恋をします。
その中で、私は”うきは”が一番好き(*^‐^*)
二人ともあどけなくて”初恋”って感じのぎこちなさがかわいい。
だからうきはが夜な夜なあずみを助けるために
自分が死ぬための細工をしているときは悲しくてかなり泣けた。
あと飛猿もかなり好き( ´∀`)
飛猿が剣士じゃないから、一時は敵だったあずみとも
仲間になれたんだろうな。
初期からの登場人物で生き残っている存在はかなり貴重

孤独なあずみに飛猿がいてくれてよかった。
きっと連載最終回の後も、飛猿とあずみは共に
使命を果たしていくんだろうと思うと、ちょっと安心できたよ。
ありがとよ飛猿。
とにかくあずみが最後にどうなってしまうのかが気になってて
なんらかの「終り」まで描いてくれるかと思っていたので
まだまだ「続く」って感じで最終回になっちゃったのは残念☆
ちゃんとしたあずみの「終り」が見たかったです。
そしてあえて"第一部完"として
第二部 『AZUMI』 が始まった訳ですが・・・
<AZUMI>
すでに7巻くらいまで出てますが、『あずみ』ほどハマれない・・・
『あずみ』ほどぐいぐい引っ張られる面白さがありません。
時代が戦国時代ではないのもあるのかもしれません。
『AZUMI』は姿や性格はあずみそのものですが、時代は明治。
もしかしてあずみの子孫なのかなぁ・・・?
それにしては第一部のあずみとやってる事も性格もよく似てる。
最近はなんとなく、作者が”あずみ”のこと好きになりすぎて
”あずみ”のこと幸せにしたくなっちゃったんじゃないかと思う。
そのためには、戦国時代じゃだめなのかなって。
時代を変えて”あずみ”を登場させたかったから
第一部ではあえて死を描かなかったのかなと・・・。
まぁ、それはこの後の 『AZUMI』 を見ていかないと
何とも言えないんですが・・・。
最近『お~い龍馬』のキャラ(龍馬や以蔵)が登場してきて
ちょっと楽しいです。
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