"姫様"と"ナイト"が活躍する、
みたいな話が無性に読みたいときがあります。
※役柄は姫様とナイトじゃないです。あくまでイメージです(;´▽`A``
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彼方から (1) (花とゆめCOMICS)
ひかわ きょうこ 白泉社 1992-12 by G-Tools |
◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆ あらすじ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
高校生のノリコは、ある日爆弾犯の仕掛けた爆破に巻き込まれ
気が付くと見たこともない場所にいた。
そこは今まで生活していた世界とは違う、全くの異世界だった。
ノリコは危ないところをイザークという青年に助けられ、
何も分からず行くあてもない為、イザークに頼る事になるのだが
彼はなぜか人目を避ける様に行動する。
どうやらそれには「天上鬼」「目覚め」という言葉が
関係しているようなのだが・・・?
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
異世界ワープものです。
ノリコは異世界に飛ばされて、初めはその世界の言葉が
全く分からないというところから始まります。
イザークをマネて、少しずつ言葉を覚えていく所が妙にリアル。
イザークは不思議な力を持っていて、
渡り戦士として生計を立てているくらい、とっても強い。
ノリコのピンチにすぐに駆けつけ、圧倒的な力で助けてくれる。
そんな風に、ノリコは初めの頃は言葉もわからず、
何が起きているかも分からず、とにかくイザークに頼りっぱなし。
でも少しずつ「今の自分に出来ることは何か」を考えて
人の役に立ちたいと、小さな行動を起こしていく。
それはとても些細な事。
でも少しずつ少しずつ、まわりの人にに伝わっていく。
「誰かに必要とされる」ということに喜びを感じ、力に変えていく。
そいうところが、ノリコの芯の強いところだなと思います。
イザークの心配事は、ノリコにかなり深く関係しているので
ノリコの成長やノリコの行動は、イザークにダイレクトに影響を
与え、更なる悩みの種になったりします。
複雑に交差する想いを、すべて抱え込んでしまうイザーク。
イザークの出す答え、ノリコの選択。
ふたりの行く末が気になって、
最後まで見守りたい気持ちになります。
悩めるイザークと無垢なノリコの幻想物語。
男の子に守られたい願望ある人は読んで♪
↓ネタバレも読んでくれる方はクリックしてください↓
最終回を読むと、「彼方から」ってそういうことかーと納得

本当にノリコという女の子が彼方からノートを送って来てる様な
そんな不思議な感覚に陥りました。
この物語、この異世界をそこまで詳しく彫って描かれいないけど
土台の設定がすごくしっかりしているんですよね。
たまに会話の中とかに出てくる設定がすごくしっかりしてる。
本当にそういう世界が存在するからこそ出来る物語みたいな。
だからノリコがノートを送って、パパが小説にするっていうのも
なんとなくリアルな感じがしてしまいました☆
イザークはずっと「天上鬼」として疎まれ、嫌われて来たわけで、
自分を「天上鬼」に目覚めさせる「目覚め」をずっと恐れていた。
だからノリコを殺して安心してしまいたい訳だけど、
「目覚め」は何も知らない、言葉もわからない、ただの女の子。
「天上鬼」になっちゃうかも、という不安を抱えたまま、
インプリンティングみたいに自分を慕うノリコをどうすればいいか
ひとり思い悩むイザーク。
そんな悩めるイザークを、純粋に心から心配するノリコ。
ふたりの微妙な構図がすごく好きでした(〃∇〃)
更にはそんなノリコが、
誰も受け入れてくれなかったイザークの本質さえをも受け入れ
必要としてくれるようになり、ノリコがただの「目覚め」はでなく
イザークにとって、たったひとりの大事な人になっていく。
いつもノリコを守り、助けてくれていたイザークでしたが、
イザークだってノリコに守られ、救われていたんですよね(´Д`。)
ノリコって実は誰よりも芯の強い女の子だったと思う。
悩めるイザークの心の変化がわかりやすくて共感できて、
ノリコの純粋な想いがイザークを救ってくれるのが嬉しかった。
読んでいると、心はガーヤに近い気持ちになります( ̄▽ ̄)
でも・・・
最後はなんだか壮大なイメージの中で終ってしまった感が。
イメージすぎてちょっと分かりづらい部分がありました(;´▽`A``
だけどノリコとイザークが元気にしていて、
他の仲間たちとも仲良く暮らしている場面が描かれているだけで
十分満足して終われました(*^ー^*)
読後感がとっても爽やかな、おとぎ話みたいな物語でした♪
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