長かった 1キロ やっと 16キロ
16キロ 4:44
ラップは その時 見れなくて 今 見ると
ラップは 変わってなのに
感覚的には 長く長く感じた
17キロ 4:42
呼吸が 苦しい
必死に山を 思い出す努力をした
山の足ふみみたいにノロノロ上った坂の方が
苦しかった
ここは フラットだから まだ進めるはず
と 何度も何度も 自分に言い聞かせた
だけど 心臓がクレームを 言い出した
バコバコと 早い感じでも無く
1回1回 強い感じで 怖くなってきた
苦しいわけでも なかったのに
その時は
「やめようかな・・」と よぎった
今 思うと 無意識に 逃げる理由を 探していたのかもしれない
と その 心臓の存在感に ビビっていた時
突然 やって来た
何と 表現したらいいんだろう・・・
う~ん・・
気味悪い 表現で申し訳ないです
急に 私が 笑った
そんな感じ
自分が笑って 驚くのも変ですが 驚いた
明らかに 順序が逆だった
通常 「楽しい」→笑う
だけど
笑う→楽しい
その状態に驚いた
気味悪くて すみません でも 驚いた
18キロ 4:38
速度を 短い距離 上げてみた
すご~く気持ちよくて
「行こう」と 思った
19キロ 4:22
20キロ 4:22
最後の ゴムを捨てる
電光の時計を見ると 驚いた
40分が切れるかもしれない
何が何だかわからないけれど こんな機会
一生に今日だけ 切りたい!!
と思って 必死に走った
グランドに入る
一昨年 フルを走らせて貰って 3時間台から 4時間00分に変わる瞬間を 見た
今日は 絶対 嫌だ
棚からぼた餅は もう 落さない~
アナウンスが 聞こえた
「女性3位が 帰ってきました」
へ~ 3位の人がね
「○○○○○さん」
ひぇ~それって 私の名前だ・・・
さっさっ 3位ぃ~
と 1秒でも良いから 40分切りたい~と 走りながら
思った
ゴール
たぶん 手を上げる余裕もなく
笑顔も無く 金剛力士像のような顔で 駆け込んだと思う
ヨロヨロ横に よけて 四つん這いで 芝生の所で
ゴホゴホ咳き込んだ
21キロ+97m 4:48
1時間38分12秒
応援パワーありがとうございます
お蔭様で 身に余るタイム いただきました