一昨年 ドクターは
「ウルトラは マラソンって思っていかない方がいいよ
修行よ 修行」
腱鞘炎の相談をした 四万十の2週間前に言われた
当時の 走りだして 9か月
フルの経験 1度
第一関門 突破できれば ラッキーだと思っていた私は
意味がよくわからなかった
だけど 参加させてもらって思った
「修行だ!!」
一昨年 ゴールした時 1滴の涙も出なかった
だけど 二日後 四万十で聴いた曲を 聴いたとき
ゴーゴー泣いた
大人になって 今までで 1番というくらい泣いた
「苦しかった 苦しかった 苦しかった」
その想いで泣いたのを 覚えている
泣かないように 唇を噛みしめて 走っていたけど
唇を噛みしめていなければ この状態だったんだろうな と思えた
今年も ゴールの時 1滴の涙も出なかった
(まぁ 旦那さんの 珍事?のお蔭でもあるけれど)
この ぬいぐるみ
一昨年 四万十の完走のお祝いに 整体の先生が
プレゼントしてくださったもの
年も 性格も 見た目も ぬいぐるみとは 1番縁遠そうな
私に ぬいぐるみだったのか いまだに 謎だけれど
メダルを かけたら ぴったりだったので その日から
このコは 「まんとくん」になった
火曜日 大好きな CDを 聴いたけれど 涙は 1滴も出なかった
いつものように 朝ごはんと お弁当を作る
娘が起きてくる
卵焼きを焼いていたら 娘の声が聞こえた
旦那さんは 起きてないし 誰と話しているんだろうと 見てみると
犬を抱いて まんとくんの前に 立っている娘の 後姿が見えた
「みっちゃん みっちゃん コレ 100キロ走ったら もらえたんだって」
犬にメダルを 見せながら話しかけていた
嬉しかった 頑張って良かった
と 心から想えた瞬間だった
一昨年の 四万十は 「修行」だと
思った
今年の四万十は 「旅」だった
一昨年の自分 一昨年私を助けてくださった方々に会う旅
そして 現在の自分を ゴールまで進めてくださった
たくさんの方々の ご縁を いただいた旅
ありがとうございます 感謝でいっぱいです
ほんと 最高の旅でした
(。。。。。。痛みも 最高だったけど)