着地するたび 痛む 膝 股関節 段々 足首 足の甲も
痛くて痛くて 唇を噛みながら 進む
まさか、また 唇を噛みながら 進む事になるなんて
しかも 一昨年よりも 20キロも早い所
風景を楽しみながら ランナーさんと話しながら 写メを撮りながら
楽しく 進んだ 「しわいマラソン」
同じウルトラなのに 真逆・・・
そう 思ったとき 幸せだなぁ~と 思った
風景を楽しみながら 会話を楽しみながら 進む
痛みと闘いながら 時間に追われながら走る
両方 ウルトラの醍醐味じゃないだろうか
もしかすると 神様からのプレゼントかもという気もしてきた
両極端な、体験ができるなんて、幸せだ
右足を見る
心を込めて作ってもらったミサンガさんが、足首を守ってくれている
携帯を開く
朝、宿で 地元中学生さんが書いてくれたメッセージを 待ち受けにした
苦しくても辛くても
ゴールまで走りきってください
…心に響いた
走り方を探す、少しでも痛みの少ない走り方
色々やってみた
歩幅を半分位にちょこちょこ、走ってみると これが一番痛みが少なかった
(左足の怪我の原因になったけど)
痛みの波を探す
少し痛みが少なくなった時、スピードを上げて距離を稼ぐ
痛みが強い波が来ると、途端に、心も弱くなる
時間を計算しては、絶望する
やっと四万十川が見える
第一関門通過
一昨年の自分を 見かける
関門通過で喜んでる
一昨年の自分
そして先の距離と時間と痛みで、悲しんでる自分