第2関門までは バスが 入れない




数百メートル手前で バスを 降り 第2関門まで 歩く




上り坂・・・数百メートルが長い・・




ここで 皆さん 家族の通過タイムを 確認




ランナーさんが スタッフさんに声をかけていた




「このコースでねぇ この制限時間きついです!! よそだと あと1時間くれますよ~


来年 1時間延ばしてください!!」




「そうなんですよねぇ~ わかってるんですけどねぇ 延ばすと暗くなるから 熊が出るから


仕方ないんですよ~」




おもしろい冗談ですねぇと スタッフさんに 言うと・・




「えっ・・・冗談じゃないんですよ なんぼでも みますよ~




まじっだったとは・・・熊って




そしてバスに戻っていると 旦那さんが 歩いて上ってきた。




表情 歩き方は 大丈夫だなぁと 思ったけど・・・




想像より 時間がかかっていると思った




バスに戻り ゴールに向かう




びっくり棚田に向かう道が びっくりするくらいの坂




6キロ続くらしいけど とてもそうは 思えない




バスは 進む




トンネル




トンネルの中で オーバーペースを 心配していた方の 奥様が トンネルの壁に手を 着いて 斜めに立っている




トンネルで止まるわけにも いかず通過




旦那さんが 「バカ だから言ったんだ!!」と 何度も言われていた




「バカ」と 言う言葉なのに とてつも無く愛情に溢れて とてつもなく心配していた 「バカ」だった


旦那さんは、バスの中で立ってずっと後ろを見ていた

女子 3位か4位で走っていた 奥様 笑顔で走っていた  フルのタイムは 3時間半くらいと言われていた




改めて コースの恐ろしさを感じた




バスの中の誰もが その奥様と 自分の家族と 参加のランナーさんの心配をした




バスは スタート地点の温井ダムに向かう