採卵周期。服薬と自己注射頑張ってます。

 

あと少しで受診、ということで今回は二人目を望んでいる経緯など

自分用の記録としても改めて振り返ってみます。

※今回は第一子(2歳の息子)の話も少し出てきますので苦手な方はご注意ください。

 

 



私は元々子どもが苦手でした。
「好きじゃない」ってレベルでなく本当に嫌い。

道端で大声出してる子供とエンカウントすると、それだけでげんなりするくらい。
幼稚園の頃いじめにあったこともあってか、小さい子ども=化け物くらいに思ってました。
うるさいし言うこと聞かないし人をジロジロ見てくるし、

 

外からちょっと見ているだけでもいやなのにコレを産んで育てるって!

仏様昇天のように慈愛の精神を持った人でないと無理でしょ!!

動物は大好きなので、子犬も子猫も泣きたくなるくらいかわいいのに
人間の子だけ全然かわいくないよな…なんてことも思ったり。

結婚してからも3~4年はのらりくらりと避妊してもらっていました。
もう少し二人だけでいいよ、なんて言いながら。
けど夫は子どもが欲しい人なんだというのは知っていたし、
夫のことは好きだったので、いずれはこの人を父親にしてあげねばなという気持ちもありました。

あるとき、子どもが産まれた友人にそんな話をしたんです。そしたらその友人が
 

ニコニコ「なんかね、理科の実験みたいな感じだったよ私は。
遺伝子と遺伝子から人間のカタチになるのか、おもしろいね、みたいな。
せっかくそういう機能が備わってるから1回は経験してみたらお得かなって。

そんなんでもいいんだよOK

肩の力がすっと抜けたような、不思議と腑に落ちたような思いでした凝視
(そんな彼女には昨年2人目が生まれました。友人たちの存在は本当に尊い)

 

 

 



やっと妊活を始め、避妊せず大体のタイミングをとっていたら4~5カ月程?で妊娠。
嬉しさより驚きより、このときまたもや

「ついに来てしまった、もう逃げられない」という感情が沸いてしまいました。

決心したはずが、人間そんな急には変われない。

そしてなんと2度目の検診で双子の可能性が高いと言われ、

更にずーーんと押しよせる黒い感情。
 

「同時に二人なんて絶対無理」

「この歳になってまだ、一人産む覚悟だってしきれてないのに」
「せめてどちらかいなくなってくれれば」


そんな思いで行った次の検診で、双子の稽留流産が判明しました。

8wの出来事でした。


産婦人科は妊婦さんであふれていて、たった今流産を宣告された私には
診察室の外のこの光景が透明な壁のある別空間のように思えました。


CDこれから始まるあなたの物語


 ずっと長く道は続くよ



館内BGMで絢香の『虹色』が流れていたこと、今でもはっきり思い出したりします。

私がどちらか消えてなんて思ったから、
この子たちの物語ははじまらないまま終わってしまった。

 

初期流産はほぼ染色体異常が原因とは言え、このときの後悔は今でも忘れません。

 

流産手術を終えて数か月が経過する頃、今度こそ100%前向きな気持ちで
「子どもが欲しい、今度来てくれたら絶対大切にしよう」

と思うことが出来ました。

 

 

 

 

 

そうしたら今度はタイミングを合わせて排卵検査薬を使用しても音沙汰なし!!
妊娠は本当に奇跡だった。
私にはあのときが最後のチャンスだったのかも、

……と思い始めた頃、10周期かけてやっと来てくれたのが息子です。

息子は予定日を過ぎても産まれず、促進剤を投入しても産まれず、
そうこうしているうちに心拍が弱まり、最終的には緊急帝王切開で誕生しました。

産後、ホルモンバランスの乱れが最高潮でまたまたネガティブに傾く私。
帝王切開の術後経過と寝不足がつらすぎて
「子どもは絶対この子一人でいい。もう産まない」
と、何も言われてないのに夫に宣言したくらい。

最初のころはただただ、私がいないと死んでしまう命という意味で、
どうしたって世話をしないといけない使命感でやっていました。

それがドタバタ行き当たりばったりでやっと何か月か経った頃かな。

なんと、かわいい、息子が。

子ども嫌いでも自分の子はかわいいって、
あれを言われても「実際産んでからそう思えなかったらどうするんだろう」

とずっと思ってました。

けどあら不思議、本当にかわいい。

もちろんイライラするときだってあるけど、無条件にかわいい。


私の場合は産んだ瞬間からかわいい、は正直ありませんでした。
育ててきたからかわいい、日々の積み重ねと成長が愛着を形成していくんだなと思います。

息子は保育園が大好き、友達と遊ぶのも大好きな少年に育っています。
あんなに子どもは一人で終わりにしたいと思っていたはずが、
出かけ先で兄弟で遊んでいる子どもたちを見かける度に新しく芽生える感情。

「もう一人ならギリギリ頑張れるかな」

お空に還った二人の魂のことが頭に過ぎり、こうなるともう
やはり我が家には2人やってくるはずたったのでは、と思えてならなかった。

 

 

 


これが我が家の2人目妊活の幕開けであった……!
 

ほかに子どもができてから変わったこと、

虐待や子どもが犠牲になった事故などのニュースの詳細が一切見られなくなりました。

 

日常生活に支障をきたすほど具合が悪くなってしまうので、

目を背けてはいけないことだとも思いながら、チャンネルを替えています。

 

「子ども」という存在がただのイメージからリアルなものに変わったからだと思います。

母は強しといいますが反対に弱くなる部分もあったり、そんな感じの毎日です。

 

 

私のこれまで

 

2019.4(33-34歳)自然妊娠からの8w稽留流産

2020.12(34-35歳)流産から自己タイミング約10周期目で自然妊娠⇒緊急帝王切開で第一子出産

2022.8~(37歳)排卵検査薬を使って再び自己タイミング開始するも8周期成果ナシ

2023.4~6(37-38歳)
近所の婦人科でタイミング法(+投薬)3周期成果ナシ

2023.7~(38歳)
不妊専門CLへ転院、人工授精はスキップして体外受精予定←今ココ

 

 

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