わたしの母親（75歳）が
「ハズキルーペを買って
活字が見えるようになったら
本が読みたくなった」と言って
今年から読書を始めました。
コロナの影響でおうち時間が増えたのも読書を始めた理由とのことです。
実家の近所にある図書館に
毎週のように通い、
週2～3冊のペースで
小説を中心に読んでいるとのことです。
「宮部みゆき、村上春樹が面白い」
と言っていたので、
わたしが大学生時代に買った
宮部みゆき、村上春樹の小説を50冊ほど
実家へ持っていったら
「図書館にはない本ばかりだし、
借りた本はすぐに読み終わるし、助かる」
と大喜びしてくれました。
母親を見て、思ったことは
「行動を始めるのに年齢は関係ない」
「価値観は変わる」
ということです。
わたしは子供の頃から読書が好きで
小説や漫画を買いまくっているのですが
（現在の蔵書は約3,000冊）
昔の母親は、小説や漫画を快く思っておらず
「漫画（みたいな小説）ばかり読んで！」
とよく叱られていました（笑）
なのに、今では
嬉々として読むようになっているのが
嬉しくもあり、不思議でもあったりします。
恐らくですが、
シングルマザーで子供3人を育てていた
わたしの母親は
常に時間に追われていて、
読書をする余裕がなく、
「学生の本文は勉強」という母親にとって
勉強のやる気や時間をそぐ娯楽は
快くない存在だったので
わたしを叱っていたのではないかと思います。
そんな過去はありますが、
それでも、75歳になってから
新しい習慣を取り入れた母親は
本当にすごい人だと思います。
わたしも、何歳になっても
年齢を言い訳にすることなく
やりたいと思ったことを始められる人で
ありたいです。
おいしいものを食べたいという欲求も持ち続けたいです！
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