Ein Existenzausdruck
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最終話


何から書けばいいのかな。




Z・Aの存在を知ったのは自分が高校生の頃。


『新しい劇団ができた・先輩達が関わってる』程度の興味しかなかったし、社会人劇団に良い印象をもってなかったせいか、付き合いで見に行くこともあるだろうが、別に関わる気もさらさら無かった。

高校を卒業し、しばらくしてからヒョンなところから自分の元に「小学校で芝居をして欲しい」と依頼がきた。

最初は先輩や同級生達をかき集め一から自分で芝居を作るつもりだった。しかし演劇に離れて久しい自分には、企画の段階からそううまくも行かず、正直に依頼者に断ろうとしていたとき、「うちの主宰に聞いてみようか?」と声をかけられた。演劇部の先輩である八木恵からだった。

八木恵の所属している団体…すなわちZ・A。

当時の自分のZ・Aのイメージは「世界は僕と僕以外…」。(2005年公演)
これは今もZ・Aの中でも「問題作」と言われる一つの作品である。
つまりは血みどろ真っ黒グログロ作品。(語弊あり)

そんな団体に小学生に見せる舞台を頼んでいいのだろうか!??

しかし藁をもすがる想いで主宰に会うことに。


それが木田博貴と最初に話したキッカケだった。


小学校公演「ぼくたちのさんぽみち」が終わる頃、Z・Aは節目を迎えた。


2006年12月14日会議


Z・Aはプロになる。
その覚悟でついてこい。


当時のZ・A団員も選択の時だった。

そして自分はその会議で入団を希望した。


2006年の12月からZ・Aに入り


「ぼくたちのさんぽみち」(ユニット猫の目)
「オーダーダイアリー」(木田博貴ソロワークス企画)
「オレハシンジツヅケタ…」
「Bis Bad?」
公民館公演「ドラマティックカウント」
「ハートフル」(次世代創造劇場)
「BeautifulBeast」
「Heaven’s Tear」
「TAROH」
「フジマヤ」(国民文化祭)
「Heaven’s Tear2009」
「赤を啜り、終焉は虚無と知る」
「Bloody Etanal」(劇団fleur du mal)
「JUSTICE」
「Aquarium」(劇団fleur du mal)
「faith in the truth...」
「蛇が吼えた不道徳と嘘」

数えだしたらキリがないぐらいの作品に関わらせて貰い、
そして昨年、2013年3月Z・Aを脱退。

そして昨日「卒業」と言う言葉を貰いました。


理由は公式に発表してるし、
今更野暮なこと書きたくないけど、

ちょっとだけ書くなら、
自分にとって芝居…Z・Aは全力でやるモノのはずなのに
体調に気を使いながら集中できないまま続けている自分が
嫌いになりそうだったから。
これからもZ・Aを見続けて、生きたい、と思ったから、
こういう形を取らせていただきました。

個人的に応援していてくれた人には
本当に申し訳なく思っています。

最初に巻き込んでくれた八木恵に始まり、

法月靖哉
Ame

大石カズユキ
汐美
圭一

しんでぃ
Y・O

M・T

木部護
飯塚愛佳
中根拓也
落合菜津美
中村正江

伊藤裕太
登澤祐吾
伊東千晶
小花絵美

粥川あやか

落合友美


富山直哉



木村美佳



そして


木田博貴


大好きです。

あなた達のおかげで
どれだけ成長させて貰ったか
どれだけ救われてきたかわかりません。

言えるのは、

今の自分の考え方や
「人」としての在り方、
モノに対する向き合い方
今に満足しない自分が

嫌いじゃないということ。

絶対コレらはアナタ達に出会わなかったら
得られなかったものだと思う。

感謝しても感謝してもしきれません。

10代後半から20代前半を

高見を目指す大人達に囲まれて送れたこと

切磋琢磨する同級生を持てたこと

貪欲な後輩達に恵まれたこと

誇りに思ってます。


まだまだ名前をあげきれないけど
本当だったら全ての人の名前をフルネームであげたいけども
いろいろ事情によりって感じで、
そのへんは多めに見てあげて。

こんなヘッポコな自分を

慕ってくれてありがとう。
認めてくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。


最後に昨日貰った、宝物をチラ見せします。

fleur du mal(Ame)からと
昇心ハートブレイクの皆さまから!

せーのっ

どーん!!





そして

こちら紅林の一生の宝物!!

Z・A木村美佳(写真協力、富山直哉)から

どどーん!!










超大作!アルバム上・下!!
全部で227枚の写真が納められています。
(誕生日2月27日に合わせてくれたらしい)
最後にはZ・Aメンバーだけじゃなくホントにいろんな人からのメッセージが入ってました。

えぇえぇ、そうですとも。(ずび)
大号泣ですよ(ずびずび)
そりゃ泣きますよ。

っとまぁ、
こういう形でこの日記の更新は
これで終了しようと思います。

残してはおくけどね。


このアカウントのプロフ写真
実は舞台の袖から舞台にでる役者の背中を撮影したもの。


舞台監督席から見る
この風景がたまらなく好きでした。

しかしながら、
物作り欲は、そう簡単に消せそうにありません。
消さなくても良いと思っています。

もしかしたら、

どこかで何かで顔をだすかもね。


そんな最終話(θ∀θ)