つい先日のこと。

 

 

いつもより2時間ほど早く釣りから帰ってきたダンナ。

 

 

「大変な目に遭っちゃって・・・」

 

 

そのまま倒れてしまいそうな形相でそう言った。

 

 

ジェットスキーフィッシングが趣味のダンナなのだが、だいたい夜明け前に釣りスポットに行って待機している。

 

 

この日は波が荒く、気が付いた時にはすでに遅かった。

 

 

暗闇で見えなかった3mの大波が、ジェットスキーのすぐ横に迫っていたのだ。

 

 

案の定海に投げ出され、エンジンのかかっているジェットスキーは砂浜の方へ。

 

 

エンジンに砂が入りこむと操縦が出来なくなる。

 

 

慌てて砂浜に泳ごうとするが、両足に釣り糸が絡まって上手く泳げない。

 

 

それだけではなく左の腕もなぜか上手く動かせない。

 

 

仕方なく右手だけでなんとか砂浜にたどり着いたダンナ。

 

 

足に絡まった釣り糸を手繰り寄せると釣り竿が。

 

 

状況がお分かりいただけるだろうか?

 

 

釣り竿と両足が釣り糸が絡まる事によって繋がっていたのだ。

 

 

では左腕は?

 

 

来ていたシャツを貫通した釣り針がわきの下、腕の内側に突き刺さっていたのであるドクロ

 

 

シャツを脱がせようにもルアーと絡まって動かせない。

 

 

仕方なくハサミで血の付いたシャツを切った。

 

 

 

 

釣り針が腕に刺さった状態で帰ってきたダンナに、自分ではどうなってるのかよく分からないから見て欲しいと言われた。

 

 

ルアーの2か所に3つ又の針がついていて、そのうちの一つがダンナの腕に思いっきり刺さっていた。

 

 

 

 

「取ってよ!」

 

 

と言われたが、ちょっとでも動かすと痛がるのに取れるわけがない。

 

 

テープで動かないように固定し、バンドエイドをもう一方の三又フックにこれ以上刺さらないように巻き付けた。

 

 

幸い近くの病院に麻酔と外科の医学博士の称号を持つドクターが見つかった。

 

 

局所麻酔で切開せずに抜いてくれたが、傷跡と内出血がヒドイ。

 

 

やっと精神的にも落ち着いたダンナは、写真付きのメールを義両親に送り一応報告。

 

 

その日の夜、心配した義父から電話がかかってきたのだが。

 

 

・・・・・・・汗

 

 

 

またゴリラ、驚きの行動を取る

私いっこうに慣れません

 

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