ヨメニコのブログ

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その2です
なんだか書いていて長くなりそうですヽ(゚◇゚ )ノ


お芝居をはじめるに当たり、静岡に引っ越すことになった彼を、なんとしてでも1~3月は大阪に来てもらわなければなりません。
宿は我が家でいいとして、彼の奥さんがそれを許可するのかどうか…。
新天地静岡で職が見つかるのかも分からない中で、そんな綱渡りをさせることが重荷になるかもしれないのに。

結果から言うと、彼は1~3月は「自腹で」大阪に来ました新幹線
これが最後。たぶんもう芝居はしないという意気込みで来てくれました。
宿も我が家ですべて手配しました。家族には白い目で見られましたが、それはそれ、これはこれ。お芝居するために半年は何でもするつもりでいたから、屁でもありませんひらめき電球


とりあえず環境は整った。じゃあ、台本書かないと。
前々から構想はありました。忍者のお芝居です。現代に生きる忍者の苦悩や葛藤を描いたお話。仲間内でもその感じで高まりましたが…。
構想段階では演者は7名。それ以下にはまかりません。なおかつ体術に長けた人が必要です。30代の運動不足にはかなり堪える役どころです。こんなの無理だ! 書いているのは自分なのに!
だからそういう類のお話はやめることにしましたショック!


…というのは細かな話で、もう一つ構想があったんです。
それが、「社会に馴染めない男の話」。
グータラしている男は社会になじめず、人に迷惑をかけ、軋轢を生み、けれどそれなりに頑張って、やがて少しは認められる存在になる話です。


そういえば最キング作品は、社会に馴染めない人に焦点をあてて台本を書くことが多かったような気がします。
ひきこもり、流行らない喫茶店、ストーカー、売れない漫画家、などなど。
会社員は初の試みです合格
現代に生きる忍者の話と、社会に馴染めない社会人を合わせて話を作ろうと思いました。


当初は「請求書はマエ株忍者」という仮題でしたが、紆余曲折を経て、「労働逃避絵巻 ㈱×忍」になりました。「恋愛出世絵巻 えん×むす」からヒントを得ました。
働くことから逃げてきた男が最後に行きついたのが、弟の経営する会社だった。そこで拾われて何となく働くことになったけど、そこは忍者を派遣する会社だった…という内容です(‐^▽^‐)


演者は4人。
一人がいろいろ役をこなす芝居ですが、お客さんを笑わせるためには、この人数は必要でした。

さて、誰にやってもらうか。
音響も。照明も、誰にやってもらうか。
問題は山積みです。