相模原のYouTuber、DIY道楽の乃万哲一さんはホームページをお持ちだ。

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《残り2本!!!》

みたいな景表法にひっかかりそうなサイトばりにサイケデリックなデザインで乃万さんらしい。


アーカイブされた記事を乃万ファンの方が時々Twitterで紹介しているのだが、先日見つけた

「即答」すべし!
1秒以内でチャンスを掴む鉄則

という2010年の記事がべらぼうに面白かった。

乃万さんって努力したくない無能がバイブルにしそうなタイトルを考えるのが上手い。

センスがいいのだろう。
敬服です至福ですと煽ったところで、

乃万家では「おかわりの権利は先着順」というルールがあるんだそうだ。

「はい、おかわりする人!」

に即答しないと味噌汁すらまともにお代り出来ないらしい。

最初に手を挙げた人が半分、次の人が少なめ、最後の人は残りカス(一部抜粋)
 
なんだって。

毎回家族のお代わり競争を見ても何も感じず人数分のお代わりを用意しないノリエもなかなかである。

それどころか一緒になって「はいぃっ!」と挙手しているんだから凄い。

豆乳鍋の表面に出来た湯葉を息子達の箸の隙間からかっさらうノリエさんだ。

先に挙手されようもんならへし折ってでも挙手1位をぶんどって味噌汁半分にありつくであろう。



乃万さん曰く、息子達が将来チャンスを逃さない人になって欲しくて即答力を鍛えるんだそうな。

チャンスに後ろ髪はないといいます…
過ぎ去ると…捕まえることはできません…ポイズン……

とダ・ヴィンチまで持ち出してオシャンティーにキメていたが、乃万さんが言うとリャンメン校長しか頭に浮かばない。




おかわりに限らず、外食のメニューの選択、物を買うときの選択、どんなことでも、返答猶予は1.5秒。(抜粋)

なんだそうだ。

じっくり考えることが熟成されていない子供に1.5秒内の即答を求めるって、
「よく考える前に返事しろ」
って事じゃないか。

教育じゃなくて調教だ。


ところで「外食のメニューの選択、返答1.5秒以内」って、
乃万さんだってステーキハウスVOLKSで血眼になってメニューをじっくり探っていたし、
選択の時間が1.5秒以内という事ではなく、

「リョウイチ、パスタとパスタどっちがいい?」

と有無を言わせぬ選択で1.5秒で「パスタ」と返答させるって事でいいんだろうか。


というわけでおテツよ。
チャンスを逃さない人になる為に鍛えるべきは即答力ではない。
見極める力だぞ。

そして、自分を守り導く言葉は
「一旦じっくり考えさせてください」だぞ。

これをどんな状況でも毅然と言える人に育てるのが教育なんだぞ。

即答力なんて親が教え込むもんでもない。
自ら欲すものだし。

即答力の本質を捉えず形ばかり真似するからお代わり競争なんていう無様なトンチンカンが登場するのだ。


お代わりする人!
はいぃっ!

お代わりする人!
はいぃっ!

と卓球の速球訓練みたいに繰り返して即答力が身につくわけないだろハゲが。

そんでもって即答力はしっかり考えられる人が身につけて初めて武器になるんだからテツは必要なし。没収。


最後に。

誰かに気前よく奢ろうと思い立って、「寿司でも食べに行こうか!?」と聞いた時、
即答は気持ちよいものですが、2秒でもずいぶん長く感じてしまい、5秒もあくと、イラっとするばかりか、「あ、もういいや」って、その気も、失せてしまいます。みなさんはどうでしょう?(中略)


返事にかかった時間の問題じゃなくておまえの人間性の問題だハゲ。
テツ最高。