ニコニコ動画で入手した『ぼくたちの近代史』を
繰り返し聞いています。
原っぱで遊ぶ子供たち、橋本治の幼少期を語る部分はまるで
映画を見ているように情景が目に浮かび感動を呼ぶ。
講演の中で、(1987年時点で)最近の20歳くらいの
人たちは嫌い・・・・といわれたジャストな世代の私。
出身は東京ですが、小学生時代田舎に3年間いた経験アリ。
東京では同学年、しかも同じクラスの友人と遊ぶということが主流だったが、
私のいた田舎では、地域の子供たちが6年生をリーダーとして皆で遊んでいた。
低学年の子に、「えいっ」と高いところから飛ばせる・・・なんて箇所は
その通りのことをしたし、させられたので、なつかしかった・・・
橋本治の幼少時代の遊びには、「そうそう!!」と自分の
思い出と重なる点が多いのだが、一点大きな違いがある。
それは、遊びのなかに「女の子」が入ってなかった点だ。
過剰に男女の性差を意識していて、女の子と遊ぶということは
あまりなかった気がする。
これは、今後「原っぱ」を作っていくうえで、どういうことなのか
じっくり考えてみたい点です。
一度も遊んだことがないような人たちが作った「制度」に
がんじがらめになるのではなく、自分たちでルールを作って
生きていけるように。