ひな祭りイベント#アンディカフェ
#Andy cafe

ドラマJINで、中谷美紀が麻酔なしで赤ちゃんを産むシーンと、産まれてきてすぐに呼吸をしなかった赤ちゃんを見てたら、自分の出産をちょっと思い出した。

この一年は24時間臨戦態勢でちっちゃい、でもエネルギーに満ち満ちた泣きミソとの日々だった。
夫婦ともに1歳になったら突然死が減るというのを耳にして、その日が来るのをとっても楽しみにしていたのに、誕生日の前後に娘は風邪で要看病、更にその風邪は私ではなく老体の母にうつってしまい重症化したため肺炎で入院寸前、それが治ったと思ったら今度は娘再び手足口病なるものにかかってしまい、1歳のお祝いにやりたいことはほぼ妄想で終わってしまった…。がとりあえず無事祝1歳。
なにはなくともめでたいめでたい。

前置胎盤のため、帝王切開を宣告され余儀なく2か月入院していたため、腹切りの心の準備をする時間はたんまりあったはずだが、それでも初めての手術は怖かったな~。っていうか、時間があればあるほど怖かったというべきか。周りの出産経験者に自然分娩の話は山盛り聞いていて、それはそれで何とすざまじい事よ…とおののいたけれど、自分もそうなると思っていたのが手術といわれると途端に経験者はおらんわで話も聞けなかったし、何より日が決められてるのはビビりの性格には嫌なもんだ。。。
でもってようやく迎えた手術といえば、半身麻酔だから先生同志の逼迫した話声はライブで聞こえるわ、お腹の中を開かれてるのとかぐりぐり押されてるのとかは分かるから気分悪くなるわ、挙句の果てに麻酔の失敗で頭痛もちになるわ…で出産直後もかなり悲惨な体だった。
退院の日、数か月ぶりの久々の娑婆にウキウキしたのも束の間…ようやくわが子を腕に抱きマリア様気分を味わったのは数時間…その後ひと月は大変すぎて記憶があまりない。眠かったけど育児日記書いといてよかった~。
子育てってこんなに大変なのにみんな涼しい(ように見える)顔してあんまり泣き言を聞いたこともないしホント世の中の母はすごいって思う日々だった。
でもまぁ、振り返ってみれば自分の努力が報われるというか、努力以上に子どもは勝手に育っていくし、生き物としておもろいから他の何とも比べようのない時間ではあった。って、まだ全然終わってませんけど。
とりあえず一区切り。
育児日記も1年で終了なので、今後はブログ再開でメモっていきたい。
長かった入院生活も、妊婦としては後数時間を残すのみ。感無量…となる予定だったのだが朝から意外に忙しいあせる朝食は流動食とゆうことで、お粥のうわずみ、具ナシ味噌汁、オレンジジュースもどき、そしてヤクルト…とゆう三角食べしても延々と水分のみ。食に並ならぬ情熱のあるタイプなので、ガッカリダウンちょっと口にした事で余計腹へった~。更に点滴開始。普通は手術直前らしいが、血圧が低い為早々にスタンバイする事に。昨夜私がやるよ~と宣言してた看護師さんは、入院初日に採血をしくじった人と同一人物なので嫌な予感。案の定、失敗しょぼん「怖がりやから言わなかったけど、針が太いからね~」と今更ながら言われる。いつもと一緒やしーっ…次こそと祈る中2回目もグイグイ攻めたものの失敗しょぼんしょぼん遂にうまいひとに代わるわ~って事で選手交代走る人やりやすい血管2本潰したあとなのに、その人がやると一発で成功したアップ午後の点滴に使える血管が残ってるか一抹の不安だがとりあえずホッとした。その後診察があったりしたので、お腹の中にいたベビーの事を振り返ってる時間ないまま、間もなく夫&義父母、実母が面会に来るから、オセンチになる事なく手術へ突入の予感。気が紛れて良かったともいえるか~
今日ANAのスッチーがキャンペーンで病室を周り、すずらんの栞を病人に渡すとゆう不思議なイベントがあった。昔は本物のすずらんやったらしんやけど、衛生管理上、近年は栞になったらしい。ほんで何故か産婦人科で病人代表?として受け取ったワタシ。勿論スッチーは紺のパリッとした制服に定番のひっつめ頭、更にアートメイクも真っ青のばっちりメイク口紅その美しいスッチー様の横で、のっぺらぼうみたいな素っぴんにゆるゆるパジャマ姿のワタシ…。別にどっかに掲載されるわけじゃないやろうけど、ANA広報みたいな人がパシャパシャデジカメ撮ってて複雑な心境やったわぁ。カメラはちょっと…と言う勇気など有るはずもなく(泣)。しかもご一行が来たとき、ベッドから起きようとしたら、そのままでって言われて(その方が病人ぽいからか?)中途半端にベッドで正座してしまい、益々おばあちゃんぽかった事も悔やまれる汗あああ、心温まるイベントなはずなのに、萎縮して情けなげなワタシだったのは何故~

すずらんの花言葉は…しあわせです
週末、消灯間近だったのでトイレを済ませてドアを開けたらそこに旦那が立っていた長音記号1目思わずえぇーッてどデカい声を出してしまっい、ビックリしたナースが身を乗り出して来た。あ、スミマセン~って言いながらそそくさと談話室へ。まさかのサプライズなお見舞いである。私が注射やら点滴やらでギャーギャー泣き言ばかり言ってグロッキーだったため、急きょやってきたのだ新幹線最近は八つ当たりも激しかったから耐えれなかっただけかもしれないが、う~ん何て効果的な登場なのだ。日頃甘やかされてないだけに、こうゆうのには弱い。相変わらず腹切りはメチャクチャ怖いけど、ちょっと元気が出る出来事だった。何時も私が手のひらで転がしてるつもりだったけど、もしや転がされてるのやもしれん。この殊勝な感謝の気持ちを忘れないで、何日頑張れるやら~。
因みに義母からパジャマ(ラブリーフリル系)を託されて来た夫。自分で用意したの(無地ばかり)と、実母が買ったの(チェック&ストライプ系)と合わせて、引き出しパンパンです(笑)授乳でどんだけオッパイ吹き出しても大丈夫だわ~