みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
温泉浴場でよく見かける光景。
年配の方々、早ければ30代ぐらいからお尻が黒ずんでくる方がいます。
年齢とともに色素沈着が起こりやすくなるんでしょうけれど、
「あんな風に黒ずむのは嫌だなぁ~」と私は気を付けるようにしています。
さて、なぜにお尻が黒ずんでくるのでしょうか?
年だから? ではありませんよね。
年齢を重ねれば色素沈着が起こりやすい傾向はあるかもしれませんが、
体中黒ずんでいるのであれば話は別ですが、実際はお尻のある一部分だけが黒ずんでいる訳です。
どこが黒ずんでいるか?
それは明らかに坐骨の部分。お尻のふくらみの2ケ所。
坐骨という骨が皮膚を圧迫し続けることによって色素沈着が起こっています。
(すごく姿勢が悪い方は尾骨周辺の黒ずみが起きます)
あくまでも私の考えですが、、、
坐骨って尖っています。この尖った坐骨が皮膚を圧迫することで色素沈着が起きているんです。
さて、ここで疑問がわいてきます。
若いころは黒ずむことがないのに、年を重ねるとなぜ黒ずむのか?
ということ。
私は年を重ねて色素沈着が起こりやすくなってくるからだと思っていました。
しかし最近気づきました。
大殿筋とハムストリングスが関係してるに違いない!と。
正座をしながらお尻を少しずらすと、
お尻の筋肉の繊維が、踵にこすれてゴリゴリする感覚ありませんか?
これは大殿筋です。
この経験から、私の中では
大殿筋の筋肉量と姿勢がお尻の黒ずみに関係していると考えています。
まず、坐骨は尖っています。これが大前提。
坐骨を触るとゴリゴリした骨感が伝わるでしょう。
この確認ができたらお尻に力を入れると、大殿筋に緊張が入り坐骨が床から浮き上がります。
ハムストリングスに力を入れても同じように坐骨が浮き上がります。
すると先ほどの坐骨のゴリゴリ感は隠れてしまいます。
つまり、大殿筋やハムストの発達している若いころは、坐骨による皮膚の圧迫が分散された状態。
これが年とともに大殿筋&ハムストが痩せてくると、坐骨が直接皮膚を圧迫するようになり、
色素沈着が起こり、黒ずみになります。
もう一つ。
座ったまま坐骨に掌を当てて下さい。
そのまま姿勢を良くしたり、悪くしたりと変えてみて下さい。
姿勢を正していると、坐骨の平面部分が当たりますが、
姿勢が少し崩れると、坐骨の一番とんがった所が当たるようになります。
これが2つ目の原因だと考えます。
ぜひ姿勢を正して、なおかつ運動によって下半身を鍛えることをお勧めします。
黒ずみにシミ消しクリームを塗ったところで、
原因を考えないとイタチごっこで何も変わりませんよ。
以上、ご参考までに
私の「お尻の黒ずみについての考察」でした。