踊りのインストラクターで普段は農業をしているそうです。
正座はできない。
歩くだけで足が痛い。
膝が痛い。
階段をあがれない。
階段を下がれない。
もちろん。踊ったりはできない。我慢してがんばった。
理由は、どうしても、出場する必要があったからだそうです。
治療に必要なことは、診断です。
なにが問題であったのか。
そこで、実際に歩いてもらいました。
すると、骨盤の動きが不自然でした。
次に、座ってもらいました。
かかともそろえて。つま先そろえて。診て見ますと。
左右の膝頭の前後が段違いです。
これは、股関節や骨盤が歪んでいるからです。
そして、うつ伏せに寝てもらい。
背骨の歪みを触診します。視診します。
すると、蛇行しています。
これで、治療は身体の歪みが一番の原因だとわかります。
ヒザが痛いのですが、治療の対象は、骨盤と股関節と脊椎の生理湾曲がポイントです。
治療には、わずか、数分です。
これは、原因がわかって、治療法がわかっているからなせることです。
診断あっての治療です。
むやみに、触るのは、身体をゆがめます。
実際にあるいてもらいます。
痛くない。階段を模擬して、大きな治療台ベッドを降りてもらいます。
痛くない。降りられる。登れる。上がれる。
うれしい。のひと言がこぼれます。
いままで、なにやってもだめで。
身体がこわがって・・・。でももう安心です。
いまこの方は、治療に週2度来られています。
理由は、毎日の農作業で身体疲労を与えているので、治療が間に合わないからです。
これも、時間の問題です。
やがて、自分でするセルフメンテナンス法のベーシック体操とタイムアップ体操を習得すれば、元気に踊れて。疲れ知らずとなるでしょう。
オダイジニドーゾ。
郁院
女流治療家!参加します。人気blogランキングに参加 してみました。どうぞよろしくお願いします。