お大師様がGWに繋ぐ縁 18:畑地コミュニティセンター~大畑旅館とか | 男は独り道を行く

男は独り道を行く

誰も旅の途中

30分ほど休憩したかな。

今日の宿まではあと4kmくらい。

ゆっくり歩いて1時間程度。

早く着いても仕方がないけど、空模様があやしい。

そして、時間をつぶす場所も無い。

とりあえず出発。

30分ほど歩くとローソンを発見。

ジャイアントコーンを購入して食べる。

遍路中の主食はアイスクリーム。

ここで食わんかったら今日は食えん!

10分ほど休憩した。

 

ローソンからほんの少し歩いたくらい

岩松川の表示。

ここからはほぼ川沿いに歩く。

10分ほどボチボチ行くと分岐点。

街並みとまでは言えないが、商店とかがある方に進む。

を!

酒蔵があるみたい。

おまけに「どぶろく」と書かれた旗。

酒蔵アートの看板も。

早いし、旅館に荷物を置いてから行ってみるか。

13時52分、

今日の宿の

大畑旅館に到着。

この近辺では三好旅館が人気。

単に予約がいっぱいやったこともあるが、

以前の歩き遍路でもここに泊まって

この部屋の感じといい、

この畳の廊下といい、

この窓からの景色が気に入っていたからここにした。

相変わらず、ご主人はメチャメチャ愛想が良い。

「てんやわんや」の作者獅子文六がここに2年間滞在したことでも有名。

その部屋にも泊まることができるが、この景色とは反対側。

そんな旅館なんで当然古く、俺のようなマッチョバディが動くと少々部屋がギシギシ鳴るw

窓枠のあたりはヤバかったw

風呂には入れるとのことだったので早速風呂。

そして洗濯。

乾燥機は無い。

以前この辺で文旦を買った記憶があるので聞いてみたが、今日はどこも休みとのこと。

食事の時間が18時とのことなので、それまでに戻ると言って出かける。

 

酒蔵へ向かう。

ま、こんな感じでした。

酒蔵アートも見学。

そしてもう一つ気になっていた場所へ。

この張り紙である。

電機屋でカフェ?

おもろいやないの。

このチャンネル式テレビもおもろい。

行くしかないやろ。

店に入って甘酒を注文。

あったかいのと冷たいのがあるので冷たい方。

店にはレトロな電器製品が色々ある。

これは面白い。

生前、親父が電器屋をやっていたので尚更。

その辺の話をしていると、二代目(?)と話が合いそうとのことで呼んでくると言う。

ご主人(あえてこう書く)はレトロ家電が大好きで、都会へ出かけたら電器屋を探して

倉庫に眠ってるものを買い取って来るという。

転売目的では無い。

修理して使う部品取り用も含めて買ってくるようだ。

そして田舎ならではの悩み。

この町、この周辺にはここしか電機屋が無いらしい。

辞めると困る人たちがかなりいると思う。

「どぶろく」

も造っておられるとこのと。

帰宅してから調べると、この方がこの町のどぶろく造りの中心的な存在のようだ。

テレビ取材にも来るらしく、この時も数日後にスカパーの酒の番組で紹介されると言われてた。

どぶろくといえば、多くは雑味がある。

しかしここのはスッキリした飲み口で、かなりの辛口でした。

見た目は甘酒っぽいのでびっくりした。

菊水よりも、はるかに辛口。

辛口の酒が好きな人にはたまらんと思う。

アルコール度数もウイスキーなみに高かったという記憶がある。

最後に記念写真を一緒に。

顔出しまでの許可をいただいています。

ここには2時間ほどいた。

 

17時前に旅館へ戻る。

少し早めに食事の声がかかったので食事へ。

まだ到着していない方もおられる模様。

人も少なし。

 

今日は移動距離が短かった。

山道で雨に降られたらどうしようかと思ってたが、それも回避できた。

特に眠くないが、全体的に静かになってきたので無理矢理寝ることにした。

 

(よこ・ω・づな)