ついに、昼ドラ最終作品
「嵐の涙」
が最終回となった。
昔から夜のドラマは大映テレビの作品以外はほとんど見ない。
が、昼ドラは中学生の頃から録画して見ていた。w
ここで言う昼ドラは放送局問わない。
昼ドラの面白さ、良さとは、
“ 誰やねん、あんた ”
みたいなところ。
まず、配役が素晴らしい。
役者ありきではない。
20年くらい前の作品で
「赤い迷宮」(愛の劇場)
というのがあった。
主役が森下桂(のちの森下涼子で、当時新人やった記憶がある)
その兄役で準主役的なのに倉田てつを。(仮面ライダーBLACKの人)
いじわるな金持ちの娘が八木小織。
このメチャメチャな配役どうよ。
決して深キョンとか北川景子を使うわけではない。
北川景子に関してはセーラームーンの実写版には出てたけど。
それとか、
「華の誓い」
というドラマ。
主役の少女時代が増田未亜で、成人時代が佳那晃子。
その相手役みたいなのに菊池健一郎で、成人時代は新藤栄作。
オヤジが東野英心。
これもまたすごい配役。
増田未亜なんか、この当時はアイドルやのに女郎役。
極めつけは主役の弟を演じた俳優。
そう、スクールウォーズでもインターハイに優勝した時のキャプテン平山を演じた
“ 四方堂亘 ”
彼はこのほかにも多数の昼ドラに出演。
まさに昼ドラのスター。
スターといえば横山めぐみ。
「北の国から」
に出たことがあるとはいえ、パッとしなかった。
「新金色夜叉」
に出演し、最大の出世作となったのが「真珠夫人」。
そして昼ドラはドロドロのイメージがある。
が、決して意外性はなく、予想通りに展開する面白さ。
そう、水戸黄門の印籠や、遠山の金さんの桜吹雪のようなもん。
仕事人に殺られるのがわかっていながら仕事人をみてしまうようなもの。
そして、かなり無茶な設定やオチ。
今回のもかなり設定が無理矢理やったし、最後のオチも酷い。
これを
「まぁ、ええか」
と思って許せるのがいい。
そして上記でもわかるような、久しぶりに見ることのできる俳優や女優。
今回は佐藤江梨子に遠藤久美子。
現在超売れっ子ではないが、演技力の優れた俳優に女優。
「愛のソレア」
の主役の少女時代に前田彩華。
そのかわいさにつられて見ていたら、
成人以降は荻野目慶子。
ガッカリしつつ見ていると、荻野目慶子のすばらしい演技力に感動し、
ついには荻野目慶子の自伝
「女優の夜」(河合義孝や深作欣二との不倫関係などが書かれてある)
まで入手して読むことになった。w
ますますファンとなった。w
ま、色々あるが、昼ドラの終了は残念で仕方がない。
一度失うと、もう復活は無いやろな。
(よこ・ω・づな)