エンペラーウェザーと日教組 | 男は独り道を行く

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誰も旅の途中

今日は夕方からグランフロント大阪へ
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「竹田恒泰先生講演会」
へ行って来た。
PHP主催らしい。

定刻になり竹田恒泰氏登場。
内容で印象に残っていることをザッと書くと、

・委員会での津川雅彦氏の“ ピ~ ”の部分の大半は“ 日教組 ”です。w
・過去のオリンピックで前日に天候不良でも天皇陛下がおいでになられたら晴れる。
・雨の日に慶應義塾大学に陛下が来られた。陛下が話される時には晴れて、終わられたら雨。
・これらを世界では“ エンペラーウェザー ”と言われている。
・太陽を拝むのは日本人だけ。天照大御神を知らずとも自然にやっている。
・大震災を境に、日本がまともになりはじめた。
その他、
「日本人がいつ日本を好きになったのか」
に書いてある内容と結構かぶる。

で、面白かったんやが、ちと違うかなと思った点がある。
「大和魂」
について。
その中でも、
「和」
について。
例えの問題かも知れないが、労働について話してた。

・日本人の多くは仕事が生きがい。(これがまずおかしいと思う)
アメリカでは歳をとって働いていると
「気の毒に」
と言われるが、日本では称賛される。

え?
歳をとってから働くのは生きがいじゃなくて、金銭の問題でしょ。
この人物、旧宮家だけあり、金銭の苦労をしたことが無いと思う。
決して仕事が生きがいでは無いと俺は思う。
社会福祉が充実してて、高齢になっても生活出来たら多くは働かないと思う。

・日本人は例えば10万円の仕事を依頼されたらそれ以上の仕事をする。
しかし西洋人は額面通り。
中国人は5万円の仕事をし、ばれなければラッキーと考える。
この姿勢が日本の奇跡と言われる経済発展を実現した。

え?
このおかげで大企業はそれを逆手にとって下請けいじめ勃発。
GDPは良くなってるけど、アメリカのように一部の者が潤ってるにすぎない。
過剰競争のせいで、どれだけの企業が倒産し、経営者が自殺してるか。

・アメリカは労働者を部品と考えている。
だから転職が当たり前であり、高齢になると賃金が低下する。
日本は家族のように考えている。
だから新卒採用し、終身雇用で賃金も上昇していく。
研修もやり、会社で人材を育てる。

え?
なら何で非正規労働者がどんどん増えてるんだ?
不安定なうえ、低賃金。
海外では派遣労働のような不安定労働は賃金が高い。
どちらが部品、それも消耗品と考えてるのか明らか。
ブラック企業が増えたのは上の話とこれが原因。
そして、転職の場合経験者しか取りませんが?
アカン奴が10年やっても経験者やし、賃金が下がる転職をするってことはアレでしょう。
人事の責任逃れ。


時間オーバーまでして色々と話してくれたし、面白かった。
毎週「竹田恒泰チャンネル」も見てることやし。
書いてる分は記憶をさかのぼって書いてるから、俺のおかしな点があるかも知れん。
そのへんはあしからずってことで。
それでも、これだけは言っておく。

「労働は生活のためであり、生活には金が必要。だから働く。」
「生きがいは仕事以外に見つける。」
「仕事以外では職場の人間と会ったり、仕事の話はしたくない。」
「値段相応。安い奴は安い仕事しかしない。ええもんは高いのが当然。」
「額面以上を求めるのは横暴である。提供するのは勝手やが。」

ま、こんなんやから俺は海外に1年半ほどいて働いてたわけやが。


(よこ・ω・づな)